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BリーグCS QFアウェイ琉球 惜敗とデジャヴ 

総括も含めたこのシリーズの感想です。
思いのまま書くので率直すぎる表現になってしまうかもしれませんし、「それは違うのでは?」と思われる記述も含まれるかもしれません。

毎度のことながら細かいプレーの振り返りというよりかは、全体を通して感じだ思いが多いです。

もしこれから読んでくださる方いましたら、「こんな思いの人もいるんだな〜」くらいのスタンスで向き合っていただけると幸いです。

※試合終了すぐ書き始めたんですが、ある程度書いたところからなかなか書き進められずこのまま出せない可能性あるので、書きハンパですが公開します。

この記事も、これまでの物も、もし読んでくださっている方いましたら、本当にありがとうございます。

痛すぎたGAME1の敗戦とデジャヴのGAME2

悔しすぎる敗戦に歯が痛くなったGAME1。
シュートも悪くない、長いことリードを保つ中で自分たちのミスと勝利への気持ちで琉球に負けてしまった印象でした。
琉球はビハインドなんてなんのその、勝つ準備ができていた。

今村……今村……
やめてくれ……

何度そう思ったか。
後半でハーフコートのゾーン、ローテで逆サイドウイング今村がフリーになりまして、もちろんスリー決めました。
あれはディフェンス戦略的に許容して良いのかな?!明らかにホットな今村のフリーを許容するのはゾーンと言えどちょっと違うかなと思いました。

確かすっさんと聖芽くんがそっちサイド守ってた。どちらかがシンプルに遅れたのかコミュニケーションミスかな?

ファストブレイク出したり良かったところもあったんだけどね。
ここ落としたのは死ぬほど痛かった。

そして、エサトンが出場できなくなったGAME 2。
前半から大きなビハインドを抱え、最後までもがくも仕上がった琉球とホームの雰囲気には及びませんでした。

怪我人でロスター不足という、同じ轍を踏んでしまったドルフィンズ 。
もちろんコート上の選手は必死で戦っていました。

悔しい。これの深いところの要因は何処にあるんだろうか。

いくら「フルメンバーなら1番強い」と他チームブースターから評されようと、それを聞いてニコニコ喜ぶことはできない。苦い顔をして、その労うような優しさにお礼を言うことしかできないんです。

ありがとう須田侑太郎

心が折れそうになった時も、すっさんは絶対に前を向いていた。それは最後の最後まで。
GAME 2の4Q終盤で決めた2本のスリー。
今季の彼を象徴するプレーでした。

まさに全身全霊で、プレーが止まるたび手を叩いて。

試合後に関係者の方のツイートで知りましたが、すっさんは代表で手の小指にヒビが入っていたそうです。

最後のコティ

最後までスタッツの上で貢献してくれたコティ。ですが、このシリーズで何よりも感じたこと、それは「コティはどうしちゃったんだろう…。」ということでした。

クーリーに対するGAME1のアンスポ。あれは正直言って擁護して見過ごせるものではありません。
また全体的に態度が良くなかったことも見ていて痛いほど感じました。

彼なしではここまで絶対に来れなかった。そしてそれはスタッツだけの話ではない、そういうところをずっと見てきて彼が大好きだからこそ、琉球ファンの厳しい批判の言葉に心を痛めずにはいられません。

ドルフィンズを今季見てきたファンなら誰しもが、今季を通して明らかにコティのメンタル的な部分というか、コート上での振る舞いが良い方に変化したことは感じていたと思います。
今季序盤や昨季で感じた、「フラストレーションが溜まったり相手との相性が悪いときに揉めそうになったりというときのコティの態度に対するヒヤヒヤ」が、中盤以降は一切なくなりました。

流れが悪くても率先して試合中チームメイトとフォローし合い、相手と揉めそうになってもしっかりコミュニケーションを取る姿を見た私は、彼の変化に感動して大好きになったのです。
今迄だったら絶対怒ってたというような場面も落ち着いていて、むしろ自分から他の選手集めてハドルくんだり他の選手を落ち着かせていた。

では、このシリーズのコティはどうしたのか。私なりに理由を想像してみましたが、以下の二つに集約されるのかなと推察します。

① CSで、いつにも増して気持ちが入っていた
② コート上で熱くならざるを得ない事象が起こった

みていた印象としては、チームメイトに苛立ちのベクトルが向いていないような感じがしました。そのため試合の流れや味方のミスが要因の可能性は低そうだと思います。怒りのベクトルは対戦相手、そしてもしかしたら自分自身にも向いていたのかなと思います。
①は、今までのRSとは違う様子だったことの説明になり得ると思います。特にコティは昨季怪我で出られなくて、選手たちに一生懸命声かけしていました。プレー精度は変わりませんでしたが、精神的にはその分の思いを果たすときが来たと力んでいたのかもしれません。

②は想像の域を出ません。ですが、もしかしたら過度に煽られたり見えない部分で何か言われたりして、完全に熱くなってしまったという想像もできると思います。
というか、ここまでドルフィンズを見てきたファンとして、そんなことでもない限りコティはあんな風にならないよと思いたくなってしまいます。

ですが琉球の選手があからさまに何かしているところは少なくとも私には確認できず、選手間で密かに起こった問題があったとしても今回コティが責められるのは否めないでしょう。

正直、コティの姿を見て悲しくなった側面もありました。それと同時に、問題の芽を摘まないことにはまた同じ轍を踏む可能性がある、という思いもあります。
今どこに要因があったのかを私が知る術はありませんが、ある意味これもCSの怖さなのかな。コティの去就はまだわかりませんが、もう一度私が応援したコティの姿が見たいな。

終わりに

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