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[母への執着25]毒と裁きと本物の覚悟 毒林檎は母の呪いか、王子に出逢うための祝福か

根深い母への執着。
手放しワークを実践したが、本当に手放せたのかどうかはまだわからない。
しかし、なにかが変わったとは感じる。

今までネットリと貼りついていた恨みや憎しみの負の感情。
それらが完全に消え去る、そんなことはこの先もおそらくない。
しかし、その負の感情に対する見方がネガティブだけではなくなった。

今まで私の心を覆い隠していた黒い膜。
この膜は私にとって母そのもので、私の生を支配して乗っ取る「寄生虫」だった。
寄生虫の吐く「毒」に汚染されていた。
一方、たとえ毒であっても私の心を守る一面もあった。
カウンセリングを通して、この状況を「客観的に理解」していた。

理解はできたが、その現実を打開できずもがいているときに、手放しワークに出会った。
寄生虫のようにネットリ貼りつくこの黒い膜を、私の一部ごと無理やりにでも引き剥がしてやろうと思ってワークをはじめた。

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