クオリアの交差点で出会う時
わたしたちは誰かの頭の中を覗くことはできないし、共感や理解を試みても結局は自分のフィルターが邪魔をするから他人の思考についてやその人の生きている人生について、完全な真実を知ることは出来ない。
だからこそ人の数だけオリジナルな世界が存在しているのだと思う。
存在というか、表れ方というか。
同じ地平を共有しているけれど、
見えている世界は同じじゃない。
でもたまに、本当に感覚が交わるような瞬間がある。
たくさんの世界が並行してこの地平に並んでいるなかで、足元の誰も目に止めない花