ホーチミンシティカフェとクラフトビールバー
ベトナムは世界で二番目にコーヒー豆の生産量が多い国です。ベトナム中部で190万トン近い量を生産しているのだそうです。あの強いベトナムコーヒーは有名で、コンデンスミルクを入れないとなかなか飲むのがきついと思います。
ホーチミンシティには多くのカフェがあります。カフェの店のまえにはなぜかプラスティックの低い椅子が用意され、そこで座って飲んでる人たちもいます。そして、カフェでは、ちょっと変わったコーヒーがだされています。
エッグコーヒーというのがあります。
ベトナムコーヒーに生卵の黄身とコンデンスミルクを一緒に泡立てたクリームをのせたものです。濃厚なクリームでかつ甘いコーヒーなので、疲れているときにはいいでしょう。お湯でカップを温めながら出されるのもユニークです。
ソルトコーヒーもあります。
文字通り塩いりコーヒーですが、しょっぱくありません。むしろ甘い。
カフェではご飯も出してます。
ビーフシチューを食べてみました。ファットが少ない固い肉です。筆者好みです。薄いスープにごろごろ肉が入っています。パンは大きく、ふわふわな中身とパリパリの外側で、固いだけのおフランスパンよりおいしいです。
ベトナムではフォーなどの麺によく牛肉がのっており、牛肉消費量が多いのかと思いきや、わが国の半分の50万トンなんだそうです。
さてクラフトビールも見てみましょう。ベトナムビールは薄い333とかサイゴンビールが有名ですが、クラフトビールが流行っているようです。
クラフトビールは他国と同様に様々な種類があり、IPAやペールエールなどに加えてグリーンビールやサマービールも醸造していました。
筆者はたまたまハッピーアワーに遭遇し、3杯190K VDNで飲むことができました。またホーチミンシティは外国人が多く、彼らはクラフトビールバーのような欧米系に集まるので、今回は偶然、オーストラリアの退役軍人の酔っ払いおじさんと大東亜戦争の話をしました。オーストラリアはわが国の侵略をうけた国で、反日感情も持っている人たちですが、大東亜戦争のわが国の立場を説明できてよかったと思います。
クラフトビールはルーフトップバーでも飲めます。
夕刻から夜にかけてのルーフトップは気持ちがよいです。暑い日中を避け、夕方からアクティブになるホーチミン市民。みなさんもどうですか。
(Mar/2024)