布引の滝と華厳の滝、奥日光名瀑三滝
日本には3大神滝があります。布引の滝、華厳の滝と那智の滝です。那智の滝には行ったことがありませんが、布引の滝も華厳の滝もなかなかの眺めの滝でありました。
布引の滝は聞いたことのない人も多いと思います。新神戸駅の裏にある滝で、平安時代からその存在が知られ、和歌に詠まれている滝です。
布引の滝は一つではなく、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の総称です。雌滝は新神戸駅から歩いて5分くらいで到着します。雄滝へはそこからさらに山道を登り、10-15分くらい歩くことになります。
雌滝はそうでもありませんでしたが、雄滝の眺めは壮観で、10-20分とはいえ、えっちらおっちら歩いてきて良かったなと思える滝であります。
ところで神滝とは何でしょうか。調べましたが、定義に行きつきませんでした。昔からある滝だから神様と結びつけてそう呼んだのでしょうね。
さて日光に行ってみましょう。
華厳の滝は奈良時代から平安時代(8-9世紀)にかえて勝道上人によって発見されました。中禅寺湖から流れ落ちるその落差は97m。那智の滝と袋田の滝とならんで日本三大名瀑と言われています。スケール感では布引の滝とは比べものになりません。華厳の滝は奥日光三大名瀑の一つでもあります。
華厳の滝以外にも日光にはいい滝があります。表紙は竜頭の滝で、奥日光三大名瀑の一つです。そしてもう一つは湯滝です。
湯ノ湖から流れてくるこの滝は、間近で見ることができ、非常に見ごたえがあります。湯ノ湖から湯滝を通り、さらに川沿いにハイキングコースがあります。中禅寺湖からやや離れていますが、行ってみてください。
(Nov/2024)