「奪われた僕たち」4話 感想
須賀健太さん&荒牧慶彦さん主演のドラマ「奪われた僕たち」4話、ネタバレありの感想文です。
1~3話の感想は以下↓
いよいよストーリーの核心に迫りそう&福澤侑さんが活躍しそうということで楽しみにしていた4話です。
今回は堺に会う前のお話ですね。
竹下と話す光見の口調が淡々としていて、いや、光見さん、竹下くんにそんなに興味ないでしょ?さすがに竹下くんも騙されないよ!とか思いながら見ていたのですが、福澤侑さんの騙される?誑かされる??芝居がとても上手くて、なんか知らんけど誑かすのに成功したんだと納得してしまいました。
堺に初めて会ったときの光見は、もう少し分かりやすく穏やかで優しい雰囲気を出していた気がするので、竹下が自分に心酔していることも、自分の考えに賛同してああいう選択をするだろうことも、最初から分かっていて、あえて、ちょっと突き放したような、淡々とした対応をして焦らせたのかなとか思うと怖いですけど。関係を切られたのかと思ったみたいな台詞もありましたし、竹下はずっと光見の反応を気にしている様子なので、そういう竹下の心境を全て分かっててやっているのかもなという感じがしました。
そして福澤侑さんの、光見に心酔しつつも、光見の反応が気になってどこか怖がっているような様子や、肯定されたり求められたりするとパッと嬉しそうな反応をするお芝居がとても良くて、短時間でも光見と竹下の関係性が伝わるのが凄いなと思いました。学生時代のエピソードももう少し見たかったな。しかし、度々差し込まれる荒牧さんのドアップに、こんなお顔でこんなこと言われたら、そりゃ誑かさるでしょ!みたいな圧を感じた気がして、ちょっと面白くなってしまいました。シリアスな場面なのにごめん...!
さて、次はついに、光見の動機、世界を変えなくてはと思ったきっかけみたいなものが語られる感じでしょうか。予告で気になる台詞もありましたし、どういう展開になるのか5話も楽しみです。
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