秒速5センチメートル 初見感想・考察
はじめに
こんにちは!りりかるです。
今回は「秒速5センチメートル」を初めて見た私の感想・考察をお送りしていきたいと思います。
※以下ネタバレを含みます。未視聴の方はご覧になることを強くお勧めします。
第1話のリアルタイム感想
・導入の音楽が良い。
・女の子の手紙がかわいい。長い時間をかけて書いたのだろうな。
・マックで放課後語りあいとか最高かよ。
・小田急線のパンタグラフの火花のスパークのシーンがリアル。鉄道のシーンには全体的にこだわりを感じる。
・ 「耳が痛くなるくらい押し付けた受話器越し」という表現が神。
・今から会いにいくというのにも関わらず、暗い感じ。
・電車の遅延、手紙を落としてしまうことなど度重なる不幸がとても悲しい。
・なんとなく金欠さを感じるところがリアル。
・過去の自分の過ちを清算しきれている実感がないのに、電車の遅れであかりを待たせてしまうというところがとんでもなく悔しい。
・あかりちゃん、めっちゃけなげ。天使。
・うおおおおお。尊い。
・でも、主人公もすげえって。めちゃくちゃ考えてる。自分がもっと強くあれたらな。
第2話のリアルタイム感想
・「カブで帰る」ってかっこよすぎるって。
・進路について悩む高校生、リアル。
・「できることを何とかやってるだけ、余裕ないんだ」という主人公の言葉がすごく響く。
・お姉さん、いいですね…
・かなえちゃんが主人公の気持ちを想像して察してしまうのが悲しいなあ。
第3話のリアルタイム感想
・主人公がビールにおぼれているところがちょっと悲しい。
・ええええええ、こんな終わり方してしまうのか~
・全く意図はされていないだろうけど、空を飛ぶカラスの羽が鋭くて、それが見終わった自分の心にナイフのように突き刺さった。
・東京に行った先で彼女ができても、主人公はあかりちゃんを忘れられなかったのだろうな。
・踏切のシーンは苦しいなあ。電車が通った先にいてほしかった。でも、やっと大人になれたんだな。
終わってみて
うーん、苦しいですね..
第1話で手紙を渡せなかったことが大きな伏線だったと考えると切ないなと感じます。あと、高校生の時の主人公はあかりちゃんにメールを送れなかったことがただただつらい。
この作品、「主人公は13歳で心がずっと止まっていたのに、あかりちゃんは先に大人になっていた」というのが読み取られますね。ここがすごくリアルで悲しくなってしまいました…
主人公はビールが飲めても、新しい彼女と一夜を過ごしても大人になることはできなかった。彼が成長できるきっかけはただ唯一、「別れ」を受け入れることだった。自分の弱さのために告白できなかった主人公が、「別れ」を代償に自分の弱さを克服するというところに深みを感じますし、拍手を送りたいです。
主旨からはずれるかもしれませんが私的に、主人公にはかなり共感できる部分があって…まだまだ私は精神的に大人じゃないんだなって実感できましたね…
「できることを何とかやってるだけ」
この言葉が本当に今の自分をそのまま表していて…
このままじゃダメだなと思わさせてくれる作品でもあって、18歳の今見れて良かったと強く思います。
本当に学べることが多い作品でした。ありがとう、秒速5センチメートル。
ありがとうございました。今後もアニメ感想・考察ブログを書いていけたらいいなと思いますのでよろしければ応援をお願いしたします。
それでは、また!