発達ゆっくりの息子、恐怖の1歳半検診!
こんにちは。りりです。
発達ゆっくり児を育てている保護者が1番恐れているイベント
それは1歳半検診!
ネットで同じようなお子さんを検索すると
・指摘ばかりされて保健師さんに呆れられた
・子育てを否定された、叱られた
・どうして気付かなかったのかと責められた
みたいな投稿ばかり出てきて数ヶ月前から毎晩動悸がするぐらい不安でした。
今回は恐怖の中で受けた1歳半検診についてお伝えします。
【事前準備編】
検診の2週間前ぐらいに郵送で「問診票」が届きました。
この問診票と当日の子どもの様子と照らし合わせながら話をしていきます。
まさかの検尿もあり、当日の朝に採取とのこと。
一応専用のキットも付属してましたが、息子は成功、娘は嫌がって付けさせて貰えなかったので、清潔なガーゼをオムツに入れて手絞りして採取できました。
【検診当日のスケジュール】
検診時間はちょうどお昼寝タイムの13:30スタート。
睡眠大好きな息子にとって、お昼寝がないのは「死」を意味します。
夫と1週間前から入念なスケジュールを組み立て、万全な状態で挑めるようにしました。
●当日のスケジュール
7:00 起床
7:15 朝ご飯
7:30 着替え、歯磨き、洗顔、保湿など
→ここで検尿キットを装着
8:45 息子尿採取成功、娘は暴れて失敗
→ラップ+ガーゼで再挑戦
9:00 娘尿採取成功
9:15 近所の公園で全力で遊ぶ
10:00 帰宅 おやつを食べる
10:30 テレビを消して朝寝
12:25 起床
12:30 昼ご飯(好きなものばかり)
13:10 家を出発
13:30 検診開始
14:30 検診終了
15:00 帰宅 ご褒美のおやつタイム
※その後は普段のスケジュール通り
【いざ!1歳半検診へ!】
自治体のルールで予約番号が決まっており、我が家は双子かつ発達相談経験済みで時間がかかると見込まれたのか3番とかなり早めでした。
①受付、採取した尿を提出
受付にはずらりと10人以上の保健師さんが!
ですが威圧感がなく、なんとびっくり全員が同じアンパンマンのエプロン着用!
双子もニコニコと明るく出迎えてくれる保健師さんに安心したのか、緊張することなく2人とも問診票と検尿を持って保健師さんに渡してくれました。
②身体測定
5月の暑い日だったので息子は半袖短パン、娘はワンピースとブルマという簡易的な服装にしました。
着脱できるスペースがあり、そこで服を脱がせてましたが双子は緊張して半泣き状態。
身長体重計の近くにもアンパンマンが!
娘はアンパンマンのおかげで泣かずに計測できましたが、息子は身長計でまっすぐ体を固定されたところで大泣きです。
ですが体重計に乗る頃には涙も止まり、服を着る時はすでにニコニコ状態にもどって一安心でした。
③内科検診
息子はわりと体が大きい方で、身長は曲線ギリギリ、体重は曲線から少しオーバーでしたが特に指摘されず。
娘は身長体重どちらも平均より小さいですが、こちらも特に指摘されず。
栄養状態や目の動き、聴診器で内臓音を聞いて、皮膚トラブルがないかなども結構しっかり診ていただきました。
特に変わったことはありません。
④10分の待ち時間
問診票と同封された手紙で会場にはおもちゃがないことを知らされていたので、自宅から双子が好きな絵本を3冊持参してました。
これが功を奏して10分間膝の上でじーっと絵本を読んで待ってくれたことが凄くありがたかったです。
⑤歯科検診&フッ素塗布
まあとにかく大暴れ!!!
そりゃそうです。人生で初めて親以外に歯を見せるなんて恐怖でしかありません。
ですがフッ素塗布の時は味がするのが嬉しくて、塗ってる最中にも舌で薬をベロベロと舐めておりました。
先生に「美味しくてよかったね〜」と言われるぐらいご満悦です。
⑥いよいよ保健師さんとの面談へ!!!
・2cmぐらいの立方体の積み木を5個積む
・絵を見て言葉で答える、指差しで答える
・鉛筆でなぐり描き
最初に娘にやってもらいました。
立方体は3秒ぐらいで全て積み、すでに発語があったので絵を見て答えるのは2個できたら終了。
鉛筆でも丸を大量に描いてました。
そして息子の番。
・積み木をやりたくなくて投げる
・問診票で指差し発語がないことを確認して絵を見て答える質問なし
・なぐり描きも鉛筆を握ることなく終了
まあ、正直全部できないことは分かってました。
ですが絵を見て答えるのをやらなかったことについての配慮は凄く嬉しかったです。
「1歳2ヶ月の時に発達相談をされてるんですね。
今まで色んな不安に押しつぶされそうでしたよね。
お母さんお父さん、ここまでよく育てました!
これからは息子くんの成長をサポートしていきたいので
良ければ自治体の親子療育教室に参加しませんか?」
と保健師さんからの言葉。
普通なら親子療育教室に誘うのみだと思いますが、こんな風に労ってくれるとは思っておらず、夫婦で泣きそうになりました。
またこのように分かっていただけるだけで、ここの自治体でお世話になる決心もつきました。
検診のテストで何一つできなかった息子ですが、正直親子療育へとステップアップできたことが1番良かったです。
長文になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回は自治体の親子療育についてお伝えします。