どうしてこんなにもストーリーが面白くないのか【モンスターハンターワールド】
さて、今回はアクションゲームとしては最高なのにキャラの見せ方が終わっている「モンスターハンターワールド」の物語部分を個人的な考察や感想を語っていこうと思います。
もし、ワールドのストーリーは面白かったよ?という方がいらっしゃいましたが、ここらでブラウザバックしてください。
それでは行ってみましょう!
ストーリーに必要なもの
まず、物語を作るのにはあるものが欠かせません。それは「起承転結」です。分かりやすくドラクエ1で例えますと、勇者が目覚め城を出るまでが起、ドラゴンやゴーレムを倒す所までが承、伝説の装備を集め竜王に会うまでが転、竜王を倒しエンディングまでが結と言った感じです。
まず、ワールドはこれをクリアしています。しかも分かりやすく話が入っていきやすい物語となっています。じゃあなぜ、評価が良くないのか。それはもう1つの欠かせない要素の描き方が良くないからです。
それは、キャラの見せ方です。ワールドはこれが良くありませんでした。
中でも酷いのが受付嬢ですね。このキャラに殺意を湧いた人は多いのでは無いのでしょうか?
どうしてワールドのキャラに魅力が無いのか
ワールドでは、リアルな描写をこだわったせいなのか。そのこだわりが、モンスターやフィールドだけではなく、キャラにも及んでいたように見受けられました。ですがモンハンは、元々モンスターの見せ方だけに力を入れていた作品です。キャラも描かれていましたが、微々たるシーンしかありません。
そのせいなのか、無理に見せようとして、結果不自然な見せ方になっていました。
全て主人公に任せるスタイル
ワールドの拠点に派遣された人々は、ほとんどが選ばれたハンターです。にも関わらず、最終的には全て主人公が何とかしてました。ゲームの仕様上しょうがないこととはいえ、これでは無能集団です。お前らの背中にある武器は飾りですか?
受付嬢とかいう金魚のフン
今作以前の受付嬢は、拠点でクエストを提示し主人公に助言をする存在でしたが、
今作では、ことある事に着いてくるし余計な事をします。
これなんでこうなったのかと言うと、考えられるのは、喋らない主人公の代わりに喋る存在が欲しかったから。ムービーが多い今作ではキャラ同士の会話が多いです。
その会話に弾みが欲しかったのかもしれません。
瘴気の谷に付いてきたのも、これが原因だと思ってます。フィールドマスターってキャラに助けられるシーンですね。フィールドマスターって名の通り、様々なフィールドを行き来して調査をしている人物なのですが、初登場した場所が普通に拠点とかだったら普通に名折れじゃないですか。
となると初登場はフィールドのどこかとなる方がリアリティ溢れると考えたんでしょうね。
その結果、主人公の代わりに会話してくれる受付嬢が付いていかなくちゃ行けなくなった。と考えています。
まぁこれらが重なって、受付嬢は勝手に着いてきて余計な事をする存在になったと考えています。
オーバーリアクションすぎだし聞いているこっちが恥ずかしくなる台詞が多い
これも萎えるポイントですね。とにかくワールドの住人は大袈裟にリアクションします。それに加え、あ〜どうしてもその台詞を入れたかったんだろうな〜という台詞が多いです。
私はこういうのリアクションが苦手でその場から逃げ出したくなります。
台詞もストーリーには欠かせません。見せ方1つでキャラの印象が変わってしまいます。
まとめ
ストーリーの構成は良かったが、キャラの見せ方が下手。
サンブレイクでは、オーバーリアクションなシーンこそありましたが、こちらはどちらかというとアニメ寄りの絵柄なので、自然に見えました。
また、盟友システムのおかげでちゃんと主人公以外も働いているというのが見れていたので、大分改善したんだなと感心しました。
まぁモンハンはアクションゲームなのでストーリーは別に無くてもいいのですが、作るならちゃんと作って欲しいです。次回作のワイルズって確か主人公が喋るようになったんでしたっけ? 地味にストーリーも楽しみなんですよね。
それでは今回はここまで。見てくれた方ありがとうございました。