グリップが下手な人ほどストレートバレルを選ぼう。
というわけで、表題の通りです。
今回はダーツの記事になります。
ちょっと最近発見したグリップにも関わるお話なので、是非最後までお付き合いください、、、
まず、ダーツ初心者の方、結論から申しますと、どれだけ気に入ったバレルがあろうと、トルピードバレルは一旦諦めてください。
理由は、まだグリップが発展途上だからです。
初心者のあなたは、、、
①自分に合うグリップがもう見つかっていますか?
②見つかっていたとしても、毎回三投とも同じように持てますか?
③果たしてテーパー角度は合っていますか?
④カットエリア幅は合っていますか?
確かに、トルピード人口は未だに多いです。しかし、それは上記四つの課題を満たした者だけに許されることだと私は考えています。
それが自分に適したバレルなので、満たしていれば何も口出しはしません。
もし、上記四つの項目が一つでも当てはまった方、、、選択肢はもう一つしかありません。
それが、ストレートバレルです。
気に入った長さとカット、重さだけに重点を置いて選びましょう。
たったのそれだけでいいのです。
そこがトルピードとの最大の違いと言えるでしょう。
自分に合ったバレルが見つかりやすい、、、
まず、自分に合うグリップが見つかっていない場合、ストレートバレル(極端に長いものを除く)は、どのようなグリップにも柔軟に対応できます。
更に、三投ともわずかに持つ位置がずれても、トルピードと異なり膨らみがないので、ある程度は投げることができます。
そして、トルピードに必ず存在するテーパーですが、その角度がそもそもないので、その点を気にする必要がなく、変な場所を押してしまうことがなくなります。
カットは様々ではありますが、トルピードはカット幅が狭いものが多いです。
ストレートなら全体にカットがかかっていたり、カット幅が広いものが多いので、その辺りの課題もクリアできます。
そして、修行を重ねて、自分のグリップを見つけ、同じく投げれるようになった際に、自分好みのバレルに買い替えてください。
もし仮に、最初トルピードから入ってしまった人は、ストレートが難しく感じるかもしれません。
どこでバレルを押したらいいのかがわからないという症状も出てくるでしょう。
しかし、それはある程度投げ込みでカバーできる部分です。
カットを上手く使うなり、親指でしっかり押すのも良し、人差し指と親指で挟んでから解放するのも良いと思います。
ちなみに、前途した最近の発見になりますが、以前、とあるダーツ系YouTuberのプロにこんな質問をしたことがあります。
『私はセットアップ、テイクバックの際に矢が真っ直ぐを向きません。なので、やや力を入れて無理矢理盤面に対してバレルを真っ直ぐにしていますが、〇〇様はどのようにしていますか?』
すると、こんな返事が返ってきました。
『実は僕も真っ直ぐを向きません。なので、バレルは斜めを向いています。それでも気にせずに投げています。脱力の方が重要だと考えていますので』
ということであり、しばらく私はそのことを忘れて、無我夢中で練習していました。
結果が出ずにあれこれ考えた結果、ダメ元でバレルが斜めになってもグリップの脱力、手首の脱力を優先しました。
イメージとしては、ダーツが左斜めを向く為、自然とグリップが変わり、親指が手前に来ます。
それをそのまま前振りして、テイクバックする。もちろん、この時には完全に脱力しているので、相変わらずバレルは斜め左を向いています。
そして、そのままリリースする、、、
すると、発射時には斜めだったダーツは、見事にフライトとシャフトによって修正され、直線を描いて飛んで行きました。(私は元々直線寄りの飛びです)
そして何度か練習を重ねて、今では完全に脱力したフォロースルーを習得することができました。
手首がぶらんとなる、解放的なリリースにより、自動的にフィニッシュの手首は下を向くといった形になります。
フォームの再現性も増し、その日の調子にも左右されますが、一段階レベルアップしたイメージとなりました。
もし仮に、グリップで悩んでいる方は、自分の本当のグリップを見つける為に、一度初心に返って脱力してみるのもありかもしれません。
というわけで、今日は初心者の方にも、グリップでお悩みの方にも向けた記事となりました。
少しでも、皆様のダーツライフが充実することを、心よりお祈りしております。