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デイケアで「若竹煮」を作った話
デイケアで「若竹煮」を作った話
「デイケアの中のひとが語る、精神科まわりのあれこれ」#57
今日は、軽めの記事を。
先日、デイケアで「若竹煮」を作りました。
それだけならあまり意味のない記事なのですが、強調したいのは、「生の筍を、あく抜きする」ところから作り、今が旬の「生若布」を使った、本格的な若竹煮だということ。
筍の先端を切り落とし、縦に切れ込みを入れて、米ぬか(なければ生米でよい)を入れた鍋で1~2時間ほど下茹でする。火を落としたらそのまま冷まし、皮をむいて食べやすい大きさに切る。若布は、さっと湯がいてから水にとり、絞って食べやすい大きさに切っておく。あとは、筍と若布をさっと煮たら(温める程度)、出来上がり。
まあ、おいしかったです。患者様にも好評でした。写メしとけばよかったな。
あと、生若布を湯がくと、一瞬で色が変わる(土色→緑)のに驚く患者様が多かった。
春の野菜は、えぐみも旨味の一つです。とはいえ、えぐ過ぎる筍は、残念なもの。先端から緑の芽が出ていないものを選ぶと、えぐくないです。筍は今が出盛り。皆様も、ぜひお試しあれ。
(おわり)