まとう鯛を買って焼いて食べてみた@魚勝・スーパーグレース(東小金井)
まとう鯛を買って焼いて食べてみた@魚勝・スーパーグレース(東小金井)
東小金井・新小金井エリア応援ブログ「ひが子としん子」#28
毎月3日から7日までは、「さかなの日」なのだそうです。
この微妙な日程感は何かというと、「さんからなな」で「さかな」の日なんだって。こじつけなどと言ってはいけない(笑)。
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んなわけで、本日は、魚勝・スーパーグレース、お魚情報・第4弾!8月の「シャコ」以来の投稿です。
今回は、「まとう鯛」にチャレンジ!
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まとう鯛は、ふつう街なかの魚屋さんで見かける魚ではありません。私は海釣りをするのですが、ヒラメの泳がせ釣りをしていて、外道で掛るようなお魚。漁師さんにとっても、まとまった漁にはならないので、市場に出すことが少ない、いわゆる“未利用魚”なのです。
実物は、こちら。
見た目が、ちょっとね。体の真ん中に黒丸印がついているのが“的”に見えるから「的鯛」、あるいは、顔が長いところが“馬の頭”に見えるから「馬頭鯛」、というのが、名前の由来です。
風の噂では、美味いらしいのですが、私は未経験。どうしたらいいのか分からないので、とりあえず塩焼きにしてみました。
おお、確かにこれは美味い。身離れのよいほくほくした白身に、素直な旨味がつまっている。ちょっとカワハギとかに似ているな。
背骨以外に、目立った小骨がないから、食べやすい(尻びれ・背びれの付け根に硬い小さな骨がいくつかあるのは、要注意)。何より、鱗がないから、下ごしらえも楽だし、鱗が口に入って嫌な思いをすることもない。お勧めです、これはお勧め。
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いま、戦争やら円安やらの影響で、まぐろとかサーモンとか、輸入魚はみなお高いじゃないですか。今こそ近海魚を食べましょう。また面白いお魚に出会ったら、実食してレポートします(笑)。
ちなみに、写真のまとう鯛は、調理の都合(小ぶりのフライパンにホイルシートを敷いて焼いた)で、“下半身”だけでしたが、実際は“上半身”も焼いて食べています。ただ、上半身は、顔がでかいぶん、食べられる身がほとんどありませんでした…。
(おわり)
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