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りらごん@ニュースまとめ 虚偽の記事を載せたまとめサイトに賠償命令

こんにちは。りらごんです。

京都アニメーションの放火殺人事件をめぐり、インターネット上の情報をまとめたサイトにNHKが事件に関与したかのような虚偽の記事を載せたとして、NHKがサイト運営者に損害賠償などを求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。古田孝夫裁判長は記事がNHKの社会的評価を低下させたと認め、運営者に約360万円を支払うよう命じた。判決などによると、運営者は放火事件直後の令和元年7月、軍手をはめた人物の画像とともに、NHKディレクターの実名や「警察よりも早く、事件の犯人の遺留品を回収するNHK取材クルー」などの文言を添えた記事をまとめサイトに掲載。同年12月にサイトから削除し、謝罪文を公表した。

京都アニメーションへの放火事件で多くの死傷者を出したニュースは記憶に新しいところですが、その際、NHKのディレクターの実名などを出し、NHKが京アニ放火事件に関与していたと虚偽の記事を掲載し、NHKがまとめサイトの運営者に裁判を起こした件で、東京地裁はNHK勝訴の判断を下しました。

当たり前のことですが、当然ディレクターは一切そのようなことをしておらず、たまたまNHKクルーが近くにいたことをいいことにウソの記事を公表しました。ディレクターの実名をさらけ出し、そのディレクターが放火事件に関与、証拠の隠滅まで行ったかのようにまとめサイトの記事では書かれており、この部分が名誉棄損などと判断され、360万円を支払うように命じました。

最近ではまとめサイトが、ネットでしか語られない真実と銘打ち、明らかに名誉棄損のような記事を載せていることがあります。今後、この記事を執筆したとされる人物も同じように裁判を受けることになるそうで、それなりの罰を与えなければならないでしょう。ディレクターの実名を出して名誉棄損を働いた以上、それ相応の罪を償わないことにはいけませんし、取り返しのつかない被害を与えています。

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