冬想い。【シロクマ文芸部✖️20字小説】
Side A
新しい居酒屋のバイト先で君と出会った冬。
綺麗なオムレツを作る手つきに見惚れてた。
君の手をポケットに招き一緒に歩いた帰り。
隣を歩くこの時間がずっと続くことを願う。
Side B
新しい子が入る度あなたの視線が気になる。
あなたがあの子と笑うと心がきゅっと痛む。
もう好きじゃないから、ってウソ信じたの?
別々の朝が来るのが怖くて夜を抱きしめた。
❄️
新しい冬がくるとあなたのことを思い出す。
🐻❄️
✖️
🐻❄️
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