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読み返したくなるマンガ SARU

時々読み返したくなるマンガがあります。それが SARU

SARUは魔法の話です。

それも端的に言えば、ファンタジーじゃない魔法。あるいは ゲームじゃない魔法 というのがいいんでしょうか。や、好きよ?ゲームの魔法。派手なエフェクトも結構。ダメージ9999も結構。フレアもホーリーもよろしくね。

ただね、怪しい満月の光に惑わされて、文化・民族誌とか先史系資料キメて、人類史・宗教博物館をはしごして帰ってきた夜に、キッチンでふと ゲームの魔法はお菓子 だなって気づいちゃうこととかね。誰しもあるでしょう?

そういうとき懐かしくなる味があって、それが信仰だったり自然への畏怖からくる、まやかし・あやかし・まじないの類。そういう さっぱりした魔法 をシメにサラサラいきたいんですわい。

その魔法界の永谷園がSARUなんすよ。

ストーリーを順に追って良さを説明することは難しいのとネタバレもしないほうがいいかなと思うので、とにかく読んでほしいんです。読んで未知なるもの境界線上にあるものにあこがれてください!

それでも読後に、わからん、つまらんってなるかもしれない。まあでも、それはそれでいいの。そしたらお菓子を食べりゃいいんだから。いつか痛飲した夜に、そういえば(知識の)戸棚にお茶漬けがあったなって、思い出せたらそれはいいことでしょう?

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