【読書感想】祝山/加門七海
こんにちは。宇津呂 直です。
忘れないうちに、飽きないうちに、鉄か熱いうちに
読書感想です。
ホラー小説「祝山」 加門七海
今年2024年2月ごろ、唐突に山に関するホラー小説読みたい!って思い
楽天koboで表紙とタイトルに一目惚れして買いました。
はい、買ったのは2月です。読み始めたのは9月19日です。
読み終わったのも9月19日です。
なんて言いますか悪癖です、買ってから読み始めるのが遅い。
電子書籍でも物理の本でも、何故か置いておく。悪癖。
熟成でもさせてんだろうか、本を熟成させて何が変わるか知らんけど。
ともあれ、一日で読みました。
て、いうか病院の待ち時間およそ1時間位で読みました。
読む始めたら早いんですよ、自慢です。
で、まあ感想なんですが…できるだけネタバレしない方向で書きたいなぁ。
ヘタクソですが頑張って小説の魅力をネタバレ無しで伝えたい。
では、感想スタート。
「山は怖い」を思い出させてくれる話
話し手はホラー作家鹿角南(かづのみなみ)。
彼女の元に旧友からメールが届く。それが恐怖の始まりである。
みたいな。まあ、ホラー小説あるあるな始まり方なんですよ。
主人公は何と言うか普通。霊感はあるみたいだけど。
ビビリで臆病。巻き込まれたくないけど恐怖より好奇心が勝つ。
些細なことで怒るし…でもまあ律儀な人って印象。
そんなホラー作家に旧友から「廃墟に遊びに行った」とメールがくる。
そこが心霊スポット、とか何とか。
それに対して主人公が腹を立てる。で、当たり障りのない返信をして終了。
…しなかった。また、メールが来て好奇心に負けて会いに行って…。
結局、巻き込まれた。
お人好しでもあるんだろうなって感じの主人公。
ネタバレ無しだと難しいなぁ…。
ま、廃墟があるのが「山」なんですよ。
最初は山の名前すらわからん状態。でも、徐々にわかる。謎がとける。
理解してしまう。「ヤバい山」だと。行くべきではない場所だと。
でも、彼女は巻き込まれてしまった。
情報が集まって「ヤバい」って理解して関わらないようにしようとした。
無理だった。彼女は律儀でお人好しでビビリだから。
全部読んでこんな感想。
山について詳しく書くとネタバレしかないしなぁ。
あ、誰かから言われませんでした?
「山にあるものを持って帰っちゃいけない」って。
私は、あります。誰に言われたのか覚えていないですが。
「山にあるものは、山のものだから。人のものじゃない。」
そんな事を教えてもらった記憶があります。
まぁ、そういう事です。
オチは「ああ、そうなったかぁ」って思いました。
無事に終わらんわなぁ、無事の範囲がわからんけど。
最終的な感想
なんと言いますかね、ダイレクトな怖さじゃない。
じっとりとした怖さ。じわじわタイプ?
悲鳴を上げるような恐怖じゃない。
現実でもありそう、あってそう。
読み手の自分も、もしかしたら…。そんな恐怖。
ま、いかんせん私はホラー好きで、ある種慣れているので。
恐怖感、麻痺してる可能性は大いにあります。
でも、じっとり恐怖がお好きな方にオススメできます。多分。
あと山系のホラーが好きな人。
そんなこんなで記念すべき第1回読書感想終了。
う~ん、ヘタクソだな。文章。精進しましょう。
書き続けたら、もっとマシな文章になる。
多分。
継続は力なり。
石の上にも三年…は違う気がする。
これからも読書感想や本そのものに対する事など
書いていきたいと思います。
慣れたらゲームの感想とかも書きたいな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
宇津呂 直