知る人ぞ知る、自分好みの「みかん」の選び方
こんばんはー。
みかんの季節ですねー。
今日は、自分好みの「みかん」の選び方をご紹介しますよー。
甘いみかんが好きな方。
ジューシーなみかんが好きな方。
味の濃いみかんが好きな方。
さぁ、いらっしゃい!
まずはこれ。
甘いみかんが好きな方。いらっしゃい。
どんなみかんを選べば良いかと言うと、、、、
「軸」の細いみかんを選んでください。
軸は、みかんの木とつながっているところですね。
収穫の時に、剪定ばさみでチョキンと切られるのですが、その「切り口」を見てほしいのです。
比較できるように軸の太さの違うみかんを二つ用意していただくと分かりやすいですよ。
この「軸」が太いと、果実に届けられる水分も簡単に行き渡るため、「おおあじ」になりやすいんです。つまり水っぽい。よく言えば「ジューシー」。でも、軸が細いみかんは、水分が届けられるのもじっくり。栄養分が届けられるのもじっくり。なので、小ぶりなものが割と多いですが、水っぽくなく、甘みの強いみかんができあがります。
最近のみかんの販売は、「光センサー」を通して、同じような糖度(甘さ)のものを袋詰めしているので甘さは似ている場合が多いですが、もし、「たくさんのみかん」から選べる機会があれば、ぜひこの選び方を試してみてください。買い物が楽しくなるはずですよ。
さて、最後に紹介するのは、「菊みかん」。
糖度も酸味も強め、「濃い味」のみかんです。
写真は、香川県三豊市さんのHPをお借りしますね。
このように、見た目は「でこぼこ」してます。そして果実全体は小ぶり。
私の実家も昔、みかん栽培をしていたので、一人暮らし時代には、よくみかんが送られてきたものです。実家から段ボールで送られたみかんの中に、時々、こういう菊みかんが入ってて。ちょっと皮がむきにくいのですが、味が濃いこと濃いこと!!これは、降水量の特に少なかった年や地域で発生することが多いです。見た目の悪さから、あまり販売されてはいないのですが。
いかがだったでしょうか。
後日、みかん以外でも「自分好みの見つけ方」をお伝えしますが、こんな風に消費者が「自分好みの果物を選べる」ことって、楽しくないですか。
こういった話を、自分の子供たちの前でもしていたものですから、フルーツ大好きの娘は、小学校の給食で出てくるみかんでさえも、自分で選んだり、周りの友達に選び方を教えてあげたりしてたほどです!
給食のみかんの中で菊みかんを見つけたときは、四つ葉のクローバーを見つけた時のように喜んでいたようです。