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思いやり


いまを生きる


教えてくれたのは
天使になった大型犬2匹

この2匹の介護を経験して
私はとても大切なことを知った



現在、私の父親が特別養護老人ホームで
お世話になって1年になる


施設長、看護士、介護士、相談員、ケアマネ、たくさんの方々の思いやりで
父親は生活できている


父親は認知ではなく、身体的に不自由で
特養入所となったが
やはり、介護3以上の場所ということもあり
認知の人もたくさんいる

運良く家から車で2分の距離の特養
頻繁に面会に行くと
奇声を上げてるひと
歩いてるひと(徘徊?)をお見かけする


ひとりひとりに介護士さんが
優しく声をかけ、おしゃべりをしながら
適切に行動されている


「わがままな父親ですみません」

と言った時

事務長さんが

「わがままでいいんですよ!」

と言ってくれた

安心感から涙が出そうだった



歳を重ねるにつれ、身体的にもキツくなるし
認知にもなりうる


すでに余命宣告されている父親
わがままでいい
そのままでいい
ありのままでいい
せめて自然に穏やかにその日をと願う


誰にでも訪れるかも知れない介護
入院からリハビリ、そして特養へ

その時々で自分にできることをしてきた
たくさんの人に頼りながら
そして助けられながら


介護する側、される側
立場によって様々な感情があると思う
決してきれいごとではない出来事も…


それでも認知症の人が見せる笑顔
介護士の人の優しい言葉


お互いの思いやりの気持ちが
終の住処として
色鮮やかになることを祈りたい



高齢者医療、介護に携わっている皆様
本当にありがとうございます
💐



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