「アンパンマンはきみさ!」私だったのか… #49
インフルエンザの予防接種を打ちにきた。
病院で並ぶ時間って本当に面倒で、かかりつけ医も一人暮らしの家の地域では見つけられていないから病院探しから始めないといけなくて、もう打たなくていいかなーなんて思っていた。
だが、年末年始実家に帰ったとき、母が
「1月末にインフルエンザがピークらしいから、絶対打っておいたほうがいいよ」
と毎日のように忠告してきた。
でも、地元にいる間は病院も休院で、結局湘南で打つしかなくなった。
で、今日。
webで予約して、キャンセルしたり変更もできる病院があったので(しかも安い!3,520円で打てた)、11:30予約で打ってきた。
11:20に着いて、11:29には打ち終わった。
その待ち時間、心臓系の病院だったので子どもなんて1人もいない待合室だったが、「アンパンマン」が流れていた。たぶんリアルタイム。
じぃさんもばぁさんも、例外なく私も、意外と釘付けになる。
ただ、私が入った時はすでにエンディングだったけれど。
小さい頃何気なく聴いていた"アンパンマンの歌"で、あの頃の自分はアンパンマンが載っているおもちゃが欲しくて、アンパンマンがプリントされているパジャマが着たくて、アンパンマンのお菓子が欲しかった。
ここ数年、おめでたいことにいとこや友達の子どもがつぎつぎ誕生するので、遊ぶ時に手土産に持って行ったり、一緒に色塗りをしたり、再び馴染みある存在になっている。
そこでの気づき。
「アンパンマンはきみさ」
え、ああ、そうか。私なのか。
アンパンマンは、憧れとか大好きな存在として一目おくのではなくて、私自身がそうなれるし、なっていく先の姿か!
作者のやなせたかしさんの名言は、よくタイムラインに流れてくるので目にする。出典をちゃんと確認したわけではないけれど、
「本当の正義とは、おなかのすいている人に自分の食べ物を分けてあげることだ。」
という言葉は、月1以上は思考をよぎる。
つい私利私欲にまみれたり、しょうもない悩みが掠めたり、しっかりやり切るべきことから逃げようかと思う貧弱さが出てしまうが、
私はアンパンマンなんだ。私も、アンパンマンなんだ、と思って乗り切ろう(?)
おわり
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今日のヘッダーは、私のお気に入りの靴下の裏です。HAPPY SOCKS:)🧦