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小学校、中学校の1学期のまとめ:懇談会編

夏休みに入ると同時に行われる先生から保護者による通信簿渡しの懇談会。暑い中、仕事の休みを取り、わざわざ学校まで車で駆けつける保護者。通信簿を生徒が受け取らなくなったのは、家庭訪問をなくすためだとお聞きしたことがあります。

「家庭訪問」何故か先生が家庭の様子を伺いに来て、なぜの高級なお茶で保護者が先生をおもてなしするイベント。今思えば、家庭環境の監視という役割も担っていたのだと思う。先生が保護官のような役割も担っていたのだと察する。授業を教えて、部活は顧問をする。土日返上なんて当たり前で、生徒のカウンセリングもして保護者の教育も怠らない昭和の先生はもういない。

保護者の要求が過大になる少子化の歪みに先生の仕事量が多くなりすぎて、教師を目指す人間が少なくなっていった。不登校が増えたのと同時に増える先生の不登校。うつ病になって出勤できない先生というのは最早当たり前のように学校にはいる。

さて、先生の仕事量を減らすために行われる保護者との通信簿渡しと懇談会。12歳の長女と10歳の次女の評価をまとめて記録して置こう。見返すときもあるだろう。

12歳長女

とても静かです。でも独りぼっちということはありません。誰かと話して学校生活を送っています。副会長としてクラス全体に気を配っています。必要なら先生に意見を求めに行って実践したり、責任感の強さや、芯の強さが伺えます。
勉強では、授業中ぼーっとしているときが多いですが、注意するというほどでもなく、授業内容も分かっている様子です。自主学習などの提出物もきちんと提出しています。部活は体力を使う部活ですが、あまり体力なさそうだけど家ではどう過ごされていますか?

ママLINEより

ぼーっと過ごしている授業中は何を考えているんだろうか?もしくは瞑想中で無の境地に至るのが彼女のスタイルなのかもしれない。体力はそんなにないものの部活は楽しみにしているのでおおむねいいんじゃないだろうか?ぼーっとするのは悪いことじゃない。それは自分も仕事中ぼーっとしているから親子そろってそんなスタイルなのかもしれないです。

10歳次女

要約すると、先生の話をよく聞き、委員会の仕事を丁寧に行い、給食をよく食べて、勉強はケアレスミスは時々あるけど問題なし

ママLINE

懇談会に行ったのはママの方ですが、さーーーっと終わった。とのこと。何も話すことないかのようにシンプルに伝えられて終わったといっていました。その前の保護者の方はよく先生とお話しされていてそんなに話すことあるの??と考えるほどだったという。とりあえず、問題なくて「給食をよく食べる」という評価をもらったのは一番の収穫ではないだろうか?

「給食を食べに学校へ行く」

要約すると、「そこに山があるから」「強いやつに会いに行くんだ」という文化と同じ気持ちで学校に向かい合っていることになる。飛躍して話すかもしれないが楽しみが学校にあることは何よりもの救いになる。学校って行かなきゃいけない場所じゃないからいつでも休むこともできる。でも給食があるからというのは心強いモチベーションだろう。

夏休みが始まった。保護者の方は大変だろうが子どもたちの喜ぶ顔を見るためにお互い頑張りましょうという気持ちでエールを相互に送りたいと思う。

ではでは~。

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