香りの本棚*『京の都の香の路』
タイトル:京の都の香の路 一〜三
著者:霜月星良
版元:KADOKAWA
こちらは、薫風堂というお香やさんを舞台に、香を「聞く」とはどういうことが、お香と香水の香り方の違いとか、香りと気持ち、身体との関係など、とても上手く物語の中にまとめられているなぁと。
香道のことをざっと知りたいという人には、良いガイドブックになると思います。
そして、私に取っては「香りにできること」に改めて思いを巡らすことができて、良い時間となりました。
今回、あっと思ったのは、『日本書紀』に595年に淡路島に香木が漂着したという記述が、日本での香木に関する最古の記録というのは知っていたのですが、現在でも、淡路島はお線香の生産が全国シェアの7割を占めるということ。お香というと京都のイメージが強くて、気づいていませんでした。
そして、淡路島産のエッセンシャルオイルがあるのも腑に落ちました。
良いお殿様がいて、お茶が盛んだったところは、和菓子が美味しく、そこに住んでいる人の甘味に関する感度が高いので、洋菓子も美味しい(京都や、金沢、松江など)というのがありますが、もともとお香の文化があるので、淡路島でもハーブや精油を作ったりするのが受け入れられるんだなーと。
↑淡路島産エッセンシャルオイル Suu ローレル
外国産の精油に比べると軽やか
話に出てきた甘茶香を手に入れてみたいと思います。
薫風堂の店内が、なんか見たことある感じだなと思ったら、私の大好きな松栄堂さんが取材協力されていました。
↑京都の松栄堂本店&薫習館
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淡路島というと、#玉ねぎ のイメージだなー。
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