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あるドラマのセリフから…

「真実は1つじゃない、でも、事実は1つ。」
見逃し配信で、ちょっと見て見たドラマのセリフです。
聞いた瞬間は、「ふーん。」程度だったのですが、
ちょっとした場面から、この言葉に共感したので、書いてみます。

友達と言い争いをしていたAくん、思わず手が出て、叩いてしまいました。
先生は、「どうして。」「なんで。」と理由を聞こうとしていました。
Aくんは、コミュニケーションがちょっと苦手。
カッとしてしまい、思わず手が出てしまったのでしょう。
先生の問いにAくんは、
「どうして。」→「叩きかった。」「怒った。」
「なんで。」→「わからないよ。」
先生は、あきらめて、相手の子、見ていた周りの子に話を聞きました。

相手の子は、叩かれて痛かったことを訴えます。
周りの子は、見ていた通りに話します。
先生は、その話から、状況を読み取り、対応を考えます。
そんな時、ふと思いました。
相手の子は、「痛かった。」「自分は何もしていない。」
周りの子は、「Aくんが、いきなり叩いた。」
と話すわけです。
確かに、これは、その子たちの【真実】
でも、うまく話せないAくんには、
Aくんの【真実】がきっとあるのかなと…。
話せない子の思いは違うのかもと。

でも、叩いてしまったことは、【事実】
注意は、受けなければなりませんよね。

「真実は1つじゃない。でも事実は1つ。」
なんか、わかる気がした。
心に残ったセリフでした。


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