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便利な言葉について思考を巡らせる
毎日のように記事を上げている人を見ていて、「すごい」という感想が9割を占めています。
この「すごい」には
「文章を書くことをルーティン化できていること」に対して
「毎日ネタが思いつくこと」に対して
の「すごい」という感情が含まれています。
私はnoteを始めて5投稿目にはすでに書くことがなくなってしまっていたので、尊敬の念を抱きます。
それにしても「すごい」って便利な言葉ですよね
語彙力がなくても「すごい」と言えば何となく感想を言えた気になれてしまいます。
けれども便利な言葉を使っているとどんどん浅い言葉しか出てこなくなってしまうので、実生活では「すごい」「おいしい」「わかる」という便利な言葉を使うときには、リポーターのごとく詳細を話すように心がけています。
例えばですが、
地元の和菓子屋さんにとても「おいしい」あんドーナツがあります。
そのあんドーナツのドーナツ生地はサクサクとしているのに口の水分を持っていくようなことがないちょうど良いしっとりさ、
あんは上品な甘さの粒あんで、粒の加減もちょうど良く、
生地にかかっている粉砂糖も、砂糖のはずなのにくどくなくて、
小さめのサイズなのに一つ食べれば満足感が得られる。
上手い下手は抜きにして、このようにできるだけ思ったことを口に出すようにしています。
なぜかというと、その方がプレゼントしてくれた方も渡した甲斐があるのかなと思うからです。
言霊という単語があるように、言葉って大切ですよね。
言葉一つで相手を喜ばせたり傷つけたり…
人間性がまだまだな私ですが、傷つける言葉は使わないように生きていきたいと思う今日この頃です。