「クリエイティブ力」を意識した生活を
株式会社リオ制作部 タカハシです。
8年程前、一度はリオを去りましたが
出戻って参りました。
私が社会から隔離された育児生活を送っているうちに
WEB業界のみならず、様々な分野でIT技術は進化していました。
レジの無人化、お掃除や、受付ロボットも当たり前になりつつあり
10年先には、誰でもできる作業は人間がやらなくてよい時代になっていくんだなぁ・・・と感じずにはいられません。
では、これから先、私たち人間には何が必要となってくるのか・・・
それは創造する力(クリエイティビティ)を、一層求められるようになると思います。
「クリエイティブ」というと、デザイナーの様な業種を想像しやすいですが
日々の生活をより快適に過ごすためにどうしたら良いか?と創意工夫したり、仕事で生産性を向上させるためには?営業戦略は??と考えることも
広い意味で「クリエイティブ力」です。
「クリエイティブ脳」というワードもよく目にします。
しかし、何をするにも便利になった世の中。
現代人は快適と引き換えに、さまざまな能力を失っている気もします。
物と情報にあふれた社会では、創意工夫への意欲がそがれている気がしてなりません。
子どもには勉強以上に「クリエイティブ力」を身に着けて行ってもらいたいですし、私自身もなるべく意識して過ごしているつもりです。
では具体的に何をしているか・・・なのですが、
育児と家事に忙殺されて難しいことは実行できないので
日々の生活で意識していることが3つあります。
1.五感を活性化させる
子どもと一緒になって色んな事にチャレンジしています。
四季折々の草花や木々に触れ、動物に触れる経験をすると五感をフルに使います。
草花や動物の形・動き・色・匂い・・すべてが刺激となります。
あとは、紙、鉛筆、折り紙、ハサミ、のりなど必要最低限のもので工作することもパソコンやゲームをしている時より脳が活性化している気がします。
2.空想を思い浮かべる
これは、子どもあるあるだと思うのですが、
「あの雲、何に見える~?」とか
「マンションでも、家の横に駐車場があって
車に乗って一階まで行けたらいいよね~」とか
「月まで行けるエレベーターがあったらどうする?」などなど、
現実から離れた話をすると、いつもと違う思考回路を使います。
アニメの世界で、空飛ぶ車を見たときそんなの無理だよ~と思っていましたが、現実のものとなってきているので、数十年後には、空タクシーとか空宅便(宅急便)などが当たり前の世界になっているかもしれないですね。
3,日常の新しいコト・モノを意識する
旅行や買い物中は、何となくアンテナを張って物事をとらえています。
色の組み合わせが面白いとか、新商品などを見つけることが大好きです。
写真に収めたり、気になったキャッチコピーはメモしています。
後からマジマジと見返すことはあまりありませんが、何か行動しておくと、記憶として残りやすいです。
「クリエイティブ脳」を作るための書籍を読みましたが
正直ハードルが高いものもあり、実践することが難しかったです。
私は、それらをかみ砕いて生活の中に組み込むことで、
自然と考えられる力を養うことができるのではないかと思い
意識して生活をするようになりました。
私が行っている方法で「クリエイティブ力」が鍛えられているかは
定かではありませんが(笑)、新しい物事が脳に刺激を与えてくれますし、
不自由から創意工夫をする過程で様々なアイディアが生まれているのは事実です。
以上が、私流の「クリエイティブ力」を日常に組み込む方法でした。
最後に余談ですが、駅の自動改札機の、切符を横にして入れても真っ直ぐ出てくる仕組みを考えた開発者は、川を流れる笹の葉が、石にぶつかって方向転換するところを見て思いついたそうです。
(NHKの某幼児番組で紹介されていました)
人生、何が役に立つか分からないですね!
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