本帰国まで2週間を切った

久々の投稿です。
あれからどんどん準備が進んで、日本に届ける荷物を明日配送する予定です。撤退は大変みたいなのを聞きますが、引っ越しがもともと多かった自分は余り物を持たないようにしているためか、そんなに大変に感じていないのと、「税理士と地雷案件からの支払い以外」はスムーズに進んでいます。
こっちの方向だったんだなあと。若干遅延かかったので遅かった感じはありますが、早すぎても不完全燃焼だったので。やりきったうえで諦めた。それが一番潔いなと。
ただ、これまでのストレスがひどすぎて反動で眠かったり食欲が異常になりそうだったり、ちょっとホルモンバランス崩れ気味だったところもありますが、なにより、昔みたいにサクサク作業を進められる感じではなく、体力落ちたなあなんて実感します。最近は作業でいらないものを粗大ごみとして解体破棄するために、いろんなものを運んだりしているので、少しは運動になってるかなと思います。

転出届もなんか大使館のシステムが良くわからず問い合わせたら、また改めて連絡してください、帰国として手続きしておきますという親切な回答や、Abmeldungに関しても「日付時に撤退として扱うのでフォーマットの書類すぐ出しても構わない。郵送でやってね」なんて、思った以上に簡単でした。

引っ越しの荷物については、ネットで調べたら日通かDHLという感じだったのですが、日通は10箱以上送る前提のようで、10箱までは、一律で同じ値段で扱われるので、うちのように3箱だとあまりにも高すぎたためDHLにしました。逆に10箱超える場合は日通さんを3ヶ月前に検討問い合わせしておくのがいいようです。

税務署関係は先述の通り税理士が遅延に遅延を重ねてくるし2021年分は相手のミスもあるのに一切値引きせず交渉も無視という有り様。人の心とかないんか?とずっとネットミームになってる呪術のイラストが浮かびます。
これマジでどうするの…まあいいや…

1月にシェアメイトから人の物勝手に壊されたことから今年は色々と起きましたが、やつは最近もまだ使ってるスポンジ捨ててて、もう新しく買いたくないから多少古くても使ってるのに全くあいつは学んでないというかドイツ人て本当にAのことについて反省しても類似案件Bは全く別のものとして扱うから本当にそういうことだぞと文句言ってやりたかったけど、もうどうせ本帰国なので、一生やってろって思いながら他のことに集中することにしました。

その他イライラすることもありますが、もう帰るし、伝える義理もないからいいやって自分の中で気持ちを整理するにとどめています。ドイツ語もう使わないし!!!これからは日本で仕事だものね!!!
あと、ある程度ドイツ語やってきてるのですが毎日相変わらず理解されなくて、ここにこれ以上いても同じことが繰り返されるんだろうなと。撤退で正解だったなと改めて思いました。

日本語でさえ理解されないことなんてあるしそこには相手の前提知識とか背景とかものの見方とか色々あるのだけど、それが外国語になるとなおさら難易度高いものだし、そういう「理解できない」のはなぜかなんて誰も考えてるわけないので、はいはいそうですか、で最近は済ませてます。

自分がバカすぎて辛い。どんなに工夫しても理解できないで一蹴されるんだ。。。はあ。。。
ひとまずやるからには徹底的に。観光では来るかもしれないけど、もう住むことなんて二度とないという覚悟のもとで作業を進めています。

小さい頃から海外には憧れていました。それは小学校辺りから英語学んでたり、ローカルで小さな英会話教室で国際交流みたいなことがあったりしたからかなと。
20代前半までは海外めっちゃ憧れてて、後半には諦めつつあって、でもワーホリという制度を知って、ギリホリでドイツを選んで、なんだかんだ6年住みました。コロナ禍でロックダウンとかあったり、政府の動きもなんか考えるところがあって、とりあえず動かないほうがいいと静観していたのもあって、本当は多分長くても3~5年ぐらいで撤収みたいな運命だったのかもしれないけれど、ちょっと長引いてしまいました。
この6年の経験、一体日本で何に活かせるんだろうね。苦労しかしてないし、ろくな目にあってないし、キャリアに磨きがかかったわけでもない。日本についてからも暗澹たる気持ちになるかもしれませんが、もともとこんな人生なので、少しでもなにかできたらなと思います。

もう海外への憧れなんて消し飛んでます。欧州におけるアジア人男性は全体的にカースト最下位みたいな雰囲気ある状況で道端や思わぬところで差別食らったりするし、友達は散り散りになって疎遠になるし、恩人と言える人が逝去されてもう1年経ったり、、、

これ以上、この国にしがみつく理由がないんですよね。何人かには他の仕事でもなんでもいいから見つけたほうがいいと言われたが、そこまでしてドイツにしがみつきたいかと言われたらそんな事なくて、むしろ日本のエンタメに触れたい気持ちのほうがあって。

あとやはり、作り手で在りたいんですよね。それをやめて〇〇やったらどうだみたいな、◯の中にはジャパレスだの何だの、よくあるやつ。ある意味それは作るなのでしょうけど僕の言う作るは違うところにあるんだよね。まあドイツ語で言ったところで理解されないし、理解されても噛み合わないと思う。最近ますます思うのですが日常生活がちょっと噛み合わなくなってきた気がする。もう身体が日本に向けて準備してるんだろうな。

ひとまず、やるべきことを淡々とやっていきます。自分のできることなんてそんなにないですが、できることはやるのです。

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