ヨガとわたし①
ヨガとの出会いは、会社員になって数年した頃に、実家の近くのスポーツクラブのスタジオのヨガクラスに参加したのが始まりでした。先生はレオタード姿の50代か60代と思われる女性。人がいっぱいでぎゅうぎゅうのスタジオでヨガを受けました。その時に感じた心地良さ。実家に帰るたびにそのヨガクラスへ通いました。ヨガのことが気になりつつも、自宅付近では自分に合う先生には出会えず、仕事のストレス解消を目的にホットヨガで汗を流した時期もありました。
32歳で結婚、夫の海外転勤、海外での出産育児・・・と、自分の思い通りにならない30代半ばを過ごし、日本に帰ってきたのちも、やりがいのない生活に馴染めず、周りに意識が行き過ぎて自分の本当の声がわからなくなり、40歳手前で心身を崩したとき、心と身体はつながっているんだと身をもって体感し、このままの自分ではいけないと気づきました。
しばらく自分に向き合う時間をもらった後、年が明けて参加したヨガスタジオでのレッスンで、自分の内面に意識を向かわせることで、うるさい思考がざわざわしないことに気づき、驚きました。人からどう見られているのかが気になっていて、集団の中にいるとその空気感で良い子な発言をしてしまうのが辛かった時期に、自分だけに集中できる方法を見つけた喜び。ヨガを通じて自分自身と向き合う時間を、わたしも人様にお伝えしたい!と思ったのが、ヨガインストラクターになろうという志を持つきっかけになりました。