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マンガ『巣魔子』、配信開始です
LINE漫画で、浜口倫太郎原作・JURI漫画の、『巣魔子』が本日より配信開始となりました。
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初の漫画原作デビュー作です。
若い頃の夢が、放送作家になってバラエティー番組の仕事をすることと、小説家になって小説を書くことでした。
その二つは叶えたんですが、もう一つ『漫画を作りたい』というのがありました。その夢が叶いましたね。
巣魔子はウェブトゥーンと呼ばれる、縦読み形式の漫画です。ウェブトゥーンは韓国発祥で、今すごく勢いがあるジャンルです。
ウェブトゥーンの最大の特徴が、『スマホに最適化している』ということです。
フルカラーで縦にスクロールして読んでいけるので、スマホでサクサクと読み進めることができます。
日本の漫画は雑誌をベースに作られています。だから本を読むのと同様に、ページをめくって読み進めていきます。
一方、ウェブトゥーンはスマホがベースなんです。
だから縦にスクロールして読んでいく。スマホで見るにはそれが一番自然なんです。
ウェブトゥーンの原作をやると決めてまず思いついたのが、『ウェブトゥーンならではの作品にしよう』ということです。
普通の横読み漫画でできることを、ウェブトゥーンでやっても仕方ありませんから。
ウェブトゥーンの最大の特徴が、『スマホで読む』ということです。ならば『スマホ』を主軸に据えたお話にしようと閃きました。
スマホで何が怖いかといえば、バッテリーが切れることですよね。
外出先で充電が20%以下になって表示が赤になると、なんかうっすら怖くなるじゃないですか。
充電が切れたらもう連絡もアプリも何も使えなくなるんですからね。現代人はそれだけスマホに依存しているってことです。
だったらこの現代人だからこそ生まれた怖さを利用して作品ができないかと考えて思いついたのが、『巣魔子』です。
もちろん巣魔子の巣魔は、スマホのスマです。
キャラの名前に『魔』をつけたかったんです。タイトルもキャラクターの名前は絶対に入れたかったので、これはお気に入りのタイトルです。
巣魔子は都市伝説に出てくる口裂け女をモチーフにしています。僕は『口裂けすぎ女』と呼んでいますが。
なぜ口裂け女をモチーフにしたかというと、コロナでみんなマスクをつけているので、この時代に口裂け女がいてもわからないだろうなとふと思ったからです。
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スマホという現代のデバイスを使うんだったら、マスクというこれまた今の時代の道具立てを使おうと考えました。
漫画家のJURIさんの絵も最高です。もうこの巣魔子の絵でわかりますが、とにかく上手ですし、キャラの表情が素晴らしいんです。
巣魔子の正体、主人公の晴人が転送された島の正体も、徐々に判明してくる予定です。
といっても人気がなかったら、正体がわからないままに終了となるので、大変モヤモヤしちゃいます。
僕も途中で連載終了になったら、オチは墓場に持っていきます。
ということでみなさんぜひぜひ読んでみて、ラストまで作らせてください。
最初の数話は無料で読めます。
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