物事の「おもて」と「うら」
空を見上げてみてください。
皮肉なことですが、空気がきれいになっています。
大気中のオゾンやPM2.5などの数値分析の結果によると、昨年に比べて明らかによくなっていて、今年は、とてもあざやかな青空になっているそうです。
コロナショックによる、各国のロックダウン・自粛により、都市部の移動や生産活動が制限されました。結果、有害ガス(二酸化窒素等)の濃度が低下したのです。この事実により、CO2の増加と地球温暖化の傾向が一致しているという見解もあるようです。
目の前の現象だけを見るのではなく、ちょっと見方を変えることで、違う世界が見えてくる。物事の捉え方の大切さを再認識しました。
今後は、経済活動と地球環境への配慮のバランスをいかに保っていくのか。また、当たり前の事が、当たり前にできなくなった現実に直面し、わたしたち一人一人が何に気付き、何を変えようと感じたのか。
一人一人の意識と行動が変えられるのかどうか。
人間の真価が問われているのだと思います。