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現実は心の投影

合気道の稽古で技をかけるとき
力は必要ない

理由は
現実が心の投影であること
を利用しているため

現実は
字のとおり
実の現れであるので
実ではない

実ではないということは
現実は虚となる

現実は外の現象であるので
内の現象は心となる

ということは
心が実となる

力を入れるというのは
現実であり外の現象

本当は
内である心の中で力み(対立)が生じている
その結果
外の現実で力をいれることにより
同じように対立が起こっている

合気道に限ったことではないが、
道と名のつく稽古は
そのことに気づく良い機会となる

なぜ心が重要か
なぜ本来の武道が精神修養となりえるのか
理由がある

合気道の稽古は
そのことに気づくきっかけとなれば
それで十分である

きっかけさえつかめば変っていく

はじめは
それを理解できない

それを理解するために
剛柔流の1段階目では
身体を操作するというよりは
身体を拘束することから始まる

身体操作から始まり意識操作に終わるように
剛柔流の段階は1〜4段階に設定している

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