型の解き方
型には習得すべき意図(お題)がこめられている
その意図を汲み取るには型の中で技をかける必要がある
型の形が崩れてしまうと
その意図通りのお題を乗り越えられず上達しない
ただ問題なのは
型が優れていても
自分の理解していることまでしか
型のお題を読み取ることはできないこと
良い師を
自分で見出すことができないことと同じ
自身の目線より
上のものは見えない
合気道に限ったことではないが
自身が理解(?)できていると思い込んだものが
目に映っている
そのため通常の稽古では
すでにその型を乗り越えた相手に受けをとってもらい
そのお題が乗り越えられるように導いてもらう必要がある
実践に近い乱取り組手でなく
手順の決められている
型稽古の必要性がわかってくる
型には
乱取りの中ではとても思いつくことのできない
お題(テーマ・△○□の発生方法)
が隠れている
そこで型の意図はなにかを探っていくことになる
(技を盗む)
△○□は
形が産まれる前の結びであるため
その型の意図を
見出すのにとても役に立つ