受けの役割
型稽古において、
受け(投げられる側)の役割は大変重要
受け(投げられる側)は
捕り(投げる側)より
不自然体に微調整する(手加減)
捕りの自然体が向上してきたら
それより少し不自然体に調整し
技がかかるかかからないかギリギリの課題を与える
受けは本気でやられていてはいけない
受けの捕りが効率よく上達できるように
抵抗する
抵抗は
ただ抵抗するのではなく
捕りの自然体を測り
受けの自然体に対し
少しだけ上回るようにしておく
そうすると
受けは
現在の姿勢や意識から
少し良くすることで
技がかかる稽古ができる
よって
受けは
捕りの自然体より自然体ができていること
かつ
自然体を微調整できる技量が求められる
自然体の微調整は
剛の場合
意識を臍下丹田より上(胸、肩など)に配置し
捕りの自然体を超えないようにする
捕りが上手くなってきたら
受けは少しずつ意識を臍下丹田に近づけ
より難しい課題を与える