見出し画像

テレビより大切なものがやっと見つかりました

とあるコンテストに向けて、小説を書いている。

時代小説だ。

何としても受賞したい。

ぼくの意欲とは裏腹に、なかなかアイデアが湧いてこなくて、日々パソコンを前にして葛藤している。

お陰でテレビを見なくなった。

我慢しているわけではない。

別にテレビを見なくても生活していける。

ニュースはスマホを見れば垣間見ることができる。

次の展開が見たくて仕方がないと思ったドラマは、半沢直樹以降ない。

バラエティはテレビがついていると見る程度だ。

テレビなんてそんなものなのだろうな。

あれば見てしまうが、なくてはならないと言うほどのものではない。

テレビをこよなく愛している方がおられたら、ご容赦いただきたい。

それにテレビを否定している訳ではない。

あくまでもぼく個人の見解だと思っていただければ幸いだ。


子供の頃はテレビに執着していた。

毎日、この時間にこの番組を見る、といったルーティンが出来上がっていた。

テレビを超えて夢中になれるものがなかったからだ。

テレビを見ている時間に勉強すればよかったと些か反省している。

言い換えると、勉強はテレビほど重要な存在ではなかったってことだ。

今私が必死でやっている小説の執筆は、テレビを凌駕してしまっている。

いい歳になって、やっとテレビより夢中になれるものが見つかった。

子供の頃のようなテレビへの執着が薄れたこともあるが、でも子供のころの自分に言ってやりたい。

面白くなくても、苦しくても、夢に向かって直向きに努力することは、テレビを見ているより尊いことなんだぞ、ってね。

いいなと思ったら応援しよう!

鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。