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お酒の魔力なんかに負けないぞ!

お酒を飲むと明らかに普段の自分じゃなくなる。
それがわかっているけど、どうにも抑えられない。

と言うか、抑えるつもりもなさそうだ。

たぶん脳がどうにか変になってしまうのだろう。

普段じゃ絶対に言わないことや、絶対にしないことをしてしまう。

自分でもおかしいとわかっているのにやってしまう。

お酒の魔力だ。

ただし、ぼくの場合はまだご陽気な方だ。

人によっては怖い顔をして、目がすわって、何か言えば絶対に怒り出しそうな雰囲気をかもし出してくる。

もう怖くて話なんかできない。

お酒を飲むとその人の本性が現れると言うが、たぶん本当のことなのだろう。

すぐに怒る人、すぐに愚痴を言う人、すぐに悲しい顔をする人、話出したら止まらない人・・・。

きっと心の中にある葛藤が、お酒の力を借りると顔を出てしまうのだろうな。

ぼくはそのことをなぜか好きになれない。

自分の葛藤は自分だけのものだ。

他の人と分かち合うものでもなければ、他の人にぶつけるものでもない。

そんなこと言われた方は、ただの迷惑でしかない。

普段は自分の心の中に留めている感情だ。

お酒を飲んで脳が麻痺したからって、何を言っても良いってことはない。

お酒を飲んだことと他人に感情をぶつけることは別のことだ。

ぼくはいつもそう思っている。

お酒を飲んでご陽気なのは、そのせいだろうか。

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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。