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バイキングスタイルのレストランは好きですか?

何年かぶりにバイキングスタイルのレストランで食事をした。

時刻は午前11時30分。

ショッピングモールの中にあるレストラン街のとあるお店に入ろうとしたらすでに満席。

たまたま席が空いていた別のお店が、たまたまバイキングスタイルだった。

少し古風なヨーロピアン調のお店で、料理の種類も和洋中を織り交ぜ、数えきれないくらい用意されていた。

ぼくはいろいろな料理を少しずついただくことにした。

若い人のようにガツガツいただくことは、さすがにもう無理だ。

やはり自分で料理を選んでお皿に盛る時は、いい歳のおじさんでもワクワクしてしまう。

いくつものお皿をテーブルに並べ、いろいろな料理を少しずついただく。

どの料理も美味しい。

しかし・・・、

何か微妙な不満が残る。

確かに温かく食べたい料理が冷めていることは不満だが、それは大きな問題じゃない。

それよりも・・・。

少しずついただいた料理に対して、どうしても自分の中でランキングができてしまう。

例えば10種類の料理をいただいたとして、1位から10位のランキングが無意識にできてしまう。

そうなると、4位以下をもう一度食べようとは思わなくなる。

さらにそうなると、もうバイキングじゃなくなってしまう。

それならバイキングスタイルじゃない普通のレストランで、美味しい料理をお腹いっぱい食べたいと思ってしまう。

しかし、美味しい料理に当たるかどうかは、賭けみたいなものだ。

それならバイキングスタイルで、自分の舌で味を確かめて美味しい料理をたくさんいただく方がいい。

うーん、やはりどっちが良いなんて決められないなぁ。

これを無いものねだりと言うのだろうか。


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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。