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相手を敬う気持ちさえあれば会話が楽しくなる

ある人から聞いたことだが、"おまえ"いとう言葉を絶対に口にしないと言う。

その言葉は相手を蔑むだけの言葉であり、例え年下であっても使うべきではないと言う。

全くその通りだ。

言葉の選択は難しいようでそうではないと思う。

相手を敬う気持ちがあれば、自然と相応しい言葉が頭に浮かんでくるはずだ。

ほんの少しでも、話し相手に対してマウントを取りたいと思ったら、どんなに気を付けても言葉の端々に蔑む言葉が口から出てしまう。

そもそも会話の中でマウントを取る必要ってあるのだろうか。

ビジネスシーンでは、自分たちが有利になるように、相手と駆け引きをしながら会話を進めなければならない。

時には攻撃的な会話になることもあるだろう。

マウントを取らなければ、自分が窮地に追い込まれる。

しかしビジネスと相手を敬う気持ちは別だ。

普段の会話の中で、相手と駆け引きをする必要なんてない。

近頃よく耳にすることがあるのだが、お笑いタレントの影響なのか人をバカにするような発言をして笑いを誘おうとする人がいる。

さっきまで親しく話していた相手を、手のひらを返したように小馬鹿にして、自分が会話の中心になろうとする。

バカにされた人の気持ちなんて気にもしない。

もうそんな会話が日本人の文化みたいになってきている。

ぼくは人を蔑むようなことは言わない。

だからそんな会話を聞いているとすごく不愉快だし、長く話していたいと思わない。

相手を敬うことができない人と話をしても、波長が合わないから時間の無駄だと思っている。

波長が合う、相手を敬う人との会話は逆に話が弾む。

お互いを尊重し合うから、蔑む言葉は一切出てこない。

だからその人のことが好きになって、もっと話したいと思う。

相乗効果だ。

これが本当の会話を楽しむってことじゃないだろうか。

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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。