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500円玉貯金が続かない理由

500円玉貯金をずっと続けている。
貯金箱は100均で買った、10万円分でいっぱいになる大きさだ。
金属でできていて、中に入れた500円玉は貯金箱を壊さない限り、取り出すことはできない。

一度、いっぱいにしたことがある。
三年くらいかかっただろうか。
臨時収入みたいで、何か得した気分になった。
旅行にでも行こうかと思ったが、せこく貯金した。

二代目の貯金箱になって、なかなか貯まらない。
すでに三年くらい経つが、やっと半分くらいだ。

燃え尽き症候群っていうやつだろうか。
それとも500円玉が手元にやってこなくなったからだろうか。

確かに初代貯金箱のときのように、執着心が薄れているようだ。

しかし最大の要因はクレジットカード払いの機会が多くなったことだろう。

最近は小銭でもカード払いをしてしまう。
そうなるとお札を崩しておつりを小銭をもらう機会が自ずと少なくなる。

だから500円玉に遭遇する機会が減ってしまっていた。

会社の後輩は70万円分、貯めたと言っていた。
そうなると彼はカード払いをしていないと言うことになる。

真相は確かめていないが、財布の中は小銭だらけって言うことになる。
それはそれで、重い財布を持ち運ばなければならないと思うと、困った話しだ。

でもモチベーションが下がったことも否めない。
一番良くなかったのは、一度10万円貯めた時に貯金してしまったことだろう。
せっかく貯めたんだから、少しは贅沢しておけば、もう一回頑張ろうって情熱が沸いていたかもしれない。

小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。