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ぼくはオンライン会議が苦手

コロナ禍からオンライン会議というものが導入された。

ぼくはそのオンラインでの会議が、どうもしっくりこない。

相手の表情がわかりにくいからだ。

それに資料の共有をされてしまうと、資料だけがパソコンの画面に映し出されて、誰の表情も見ることができない。

声だけが聞こえる、これじゃ電話となんら変わらない。

ぼくは無意識に相手の反応を見ながらしゃべっている。

パソコンの画面越しでもわからなくはないのだが、どうも相手の表示を読み取りにくい。

少し込み入った話しになると、相手に微妙な表情の変化がある。

ほんのちょっとした変化だ。

話しに乗り気なのか、批判的なのか、表情には出さないようにしているのだろうが、わかりやすい人は実にわかりやすい。

それも人によっては一瞬だけ見せてくる。

そのタイミングは見逃せない、と言うか見逃したくない。

ぼくにとっては大切な会話のアイテムなのだが、パソコンの画面を通すとどうしてもわかりにくい。

そんな時はどうしているかと聞かれると、相手の声のトーンに頼ってしまう。

声のトーンの変化って、表情の変化ほど当てにならない。

相手の心を読んだつもりが、意外と違う反応をされるケースもある。

だからやはりオンライン会議は好きじゃない。

もし移動に数時間かかる場所で会議があるとしても・・・、いやそれはやっぱりオンラインだな(笑)。

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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。