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会社で仕事している時も人生の大切な時間

月曜日から金曜日まで昼の間は会社にいる。

家にいる時間、自分で好きに使える時間は土曜日と日曜日のたった2日だけ。

1週間のうち、ほとんどの時間が会社に拘束されている。

それなら仕事を終えて帰宅してから何かやろうと思ってはみるが、やはり何もする気にならない。

(noteに投稿するための執筆は頑張っている。)

人生の7分の5に相当する時間が、第三者からの拘束を受けて無駄に過ごしていると考えると、すごく勿体無いことをしているように思える。

そこで考えてみた。

会社にいる時間も自分の好きに使えないかと・・・。

当然だが仕事をしない訳にはいかない。

でもその仕事を楽しんでやれたなら、どうだろうか。

30年ほど前だ、若い頃に一度だけ仕事がしたくて仕方がない時があった。

長く希望していた部署に転勤することができた。

あの時は前日から朝目覚めることが待ち遠しかった。

眠りから醒めて目を開けると、"今日も仕事ができる!"、と飛び起きていた。

あの感情はあの時以来ずっとない。

もしその感情をもう一度ぼくの心に蘇らせることができたら・・・。

あの時はやりたかった仕事をどんどん吸収したいと言う欲求があった。

はっきり言って今はない。

だから若い頃のような仕事に新鮮さを求めることは難しい。

それならやりたい仕事を思う存分やると言う作戦はどうだろうか。

幸いなことに、五十歳代の後半になってきて、ベテラン扱いをしていただき、仕事を選ばせてもらえるようになった。

今、ぼくがやりたいこと。

それは若い人たちと交流し、ぼくの技術を伝承すること。

ぼくの所属する部署だけじゃなく、若い社員は会社の中にたくさんいる。

彼らが難しい問題に直面することも少なくない。

やる気のある若い社員とあーじゃない、こーじゃないと議論し合い、問題を解決していく。

若手の教育なんて大それた話じゃない、あくまでも交流だ。

これがなかなか楽しい。

久しく感じたことのない喜びがある。

この交流に没頭しよう。

会社にいる一日をこの交流に充てれば、時間を浪費しているなんて感覚はなくなる。

これで平日の5日間を浪費しなくて済む。



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鈴々堂/rinrin_dou@昭真
小説を読んでいただきありがとうございます。鈴々堂プロジェクトに興味を持ってサポートいただけましたらうれしいです。夫婦で夢をかなえる一歩にしたいです。よろしくお願いします。