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エッセイ

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おやすみ前のひとときに。あなたの心にそっと寄り添います。 郷愁、思い出、心にしみるエッセイをあなたに。
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#サラリーマン

イチローとしがないサラリーマン

ぼくは小学生の頃、プロ野球観戦が大好きだった。 ナイターを毎晩観ていた。 だからプロ野球…

"今の若いやつは・・・"なんて言っていたら時代遅れの恥ずかしいおじさん

"今の若いやつは・・・"、と口には出さないが、時々思う時がある。 "今の若いやつは"というフ…

通勤電車の中を見渡してみる。 会社帰りのサラリーマンの顔がいくつも並ぶ。 若い人、年配の…

バカなおじさん二人の青春物語(後編)

最初はもごもごとしていたおじさんだが、仕事でストレスが溜まっていることや息子さんとの関係…

【ショートエッセイ】極めた先にある世界

いつものようにビジネスバッグを電車の網棚に上げようとして違和感を感じる。 コートが破けそ…

【ショートエッセイ】一欠片のフレア

社会人になって35年が過ぎたが、いろんな人の顔を見てきた。 電車に乗り合わせた人や行き交う…

【通勤電車の詩@出張版】世の中を支えている人は誰だ

午前7時過ぎ、電車の窓から外を見ていると、すでに仕事を始めている人たちがいる。 工事現場、ビルの清掃、荷物の配達、ビルの窓の向こうにはぼくと同じようなサラリーマンがデスクワークをしている姿も見える。 たぶん朝の暗いうちから起きて、誰よりも早く仕事を始めているのだろう。 頭が下がる。 ぼくもたまには出張で早く起きることがあるが、早起きは辛い。 それが毎日となると、それだけでストレスがたまる。 みんな、よく頑張ってるよなぁ。 世の中はいろんな人の労働で成り立っている。 大企

【通勤電車の詩@出張版】古びたホームはその時を待つ

この駅には使われていないホームがある。 1番隅っこにあって、幅も1mほどで狭い。 過去に使わ…

【通勤電車の詩@出張版】靴を汚した犯人を探せ!

革靴の先端の方に何かで擦ってような汚れが付いている時がある。 磨いと取るのだが、いつの間…