おいしく作れて面白い「料理マンガ」オススメ3選。
料理マンガって、世の中すごくある。
「美味しんぼ」「トリコ」「中華一番」「ザ・シェフ」「クッキングパパ」「食戟のソーマ」
ちょっとだけでもこんなに思いつくけど(なぜか青小年漫画ばかり)、料理マンガで私が思うのは、おいしそうで、実際に作れると、なおいいなってこと。
しかも料理がつくれるだけではだめで、ちゃんとストーリーも面白くなくちゃ。
それで選んだ、おいしく作れて、しっかり漫画としてストーリーも面白いマンガ三つ。
ひとつめ。
「きのう何たべた?」よしながふみ
これはゲイのカップルの日常の食にまつわる話や、そうじゃない話いろいろ。
ゲイのカップルが主人公なだけで、決してBL漫画ではない。
私はそんなにBLを読むひとではないけど、そうじゃない人でももちろん普通に楽しめる漫画。
すごいのは、日常の普通の話を書いているだけなのに、ちゃんと話が全部面白いってこと。
しかも、料理が全部、本当に美味しそうだし、難しくない。
よけいな調味料もいらないし、本当に、普通の人たちが作る日常のご飯って感じのところがいい。
漫画の中でキャラクターが料理を作るところまで描いてるのに、ちゃんと漫画のストーリーも面白くなってるところがすごい。
「カルボナーラ」や「シンガポールライス」なんかは、何度も作った。
レシピ本としても、とっても優秀な漫画だ。
ふたつめ。
「銀のスプーン」小沢真理
これはまず、ストーリーがすごくイイ漫画。
主人公はイケメン男子で、優しくて、なんでもできてしまうお兄ちゃん。
だけどお母さんが病気になって、弟妹たちのためにご飯をつくることになった。料理なんてしたことないけど、さぁ、料理をつくらなきゃ‥って話なんだけど。
ストーリーをあらすじにしたら、なんだかつまらなくなってしまった。
だけどこの漫画は、ひとつひとつのストーリーがあたたかくて、家族のハートフルな話や恋愛模様がいい。みんなが優しくていい人で、本当にほっと心温まる漫画だ。
この漫画は、料理のレシピも載っていて、実際に作れるんだけど、それよりもとにかくストーリーがいい。
漫画として話を読むのが面白いオススメ漫画だ。
みっつめ。
「侠飯」福澤徹三(原作)薩美 佑(漫画)
これ、小説が原作の漫画で、小説の方も面白い。
大学生のもとになぜかヤクザがやってきて、一緒に暮らすことになり、なぜかヤクザが大学生の食生活をみかねて料理を作ってくれる、という、面白い設定の漫画。
男の料理だなーってかんじで、野菜は少ない。
どけどとにかく、おいしそうでカンタン!
私はこの漫画の「豚ロースの味噌漬け焼き」とか、「ニラ玉」「混ぜカレー」のレシピなんかが好きでよく作る。
そしてヤクザものが好きな私は、漫画に出てくるヤクザの渋さも、またこの漫画の魅力だ。
主人公が渋くてカッコいい!
以上が、私のおすすめの料理漫画だ。
料理マンガは、面白くって、しかも作れて実益になるのがとてもイイ。
ストーリーを楽しんで、おまけに今夜のおかずのアイディアも得られて一石二鳥。
ぜひ作って、読んで、楽しんで欲しいマンガだ。
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