違和感に気付きやすくなってきた
・今、気持ちがスッキリしていない
・今、もやっとしている
最近、自分が感じるこんな違和感に気付きやすくなってきた。
「違和感センサー」なるものが、今までより上手く機能している感じだ。
自分を大切にする上で、これは嬉しい前進だなあと思う。
子供の頃から、人との摩擦や自分の意見を言うことがとても苦手だった。
周りに上手く順応することで、自分を守ってきた。
けれどそれを続けるうちに、私は怒りに気付くことが出来なくなり、自分で考えることもしなくなってしまった。
これではいかんと思って、大人になってから少しずつ自分を変えている。
違和感センサーもその一つだ。
「あ、私は今もやっとしてるな」
「これは、嫌だ」
「ちょっと今の感じ、好きじゃない」
以前の私なら見過ごしていた小さな違和感に、意識してちゃんと耳をすませるようにしている。
これらを意識するようになって分かったことは、
自分の違和感に気付くこともトレーニングだと言うことだ。
気付こう、耳をすませよう、と意識し始めると、以前よりも自分の中に生まれる違和感にちゃんと気付くようになった。
気付くことが出来れば、自分の声をにそって動くことも出来るようになった。
例えば、仕事で提出物が遅れた人の謝罪のメールに対しては、無理に優しく返すことをしなくなった。
ここで何でもない風に優しく返信したら、きっと私はもやもやするからだ。
多忙にしている人への業務リマインドは、以前なら躊躇してしなかったこともあったけれど、今はリマインドしている。
リマインドをしないと、私がもやもやして嫌だから。
今の、ちょっとやっぱり嫌だったな。無理したかも。
そう思う時もよくあるけれど、次からは気を付けて同じことはしないようにする。
自分の気持ちを聞きつつ、微調整を続ける感じだ。
それを続けることで、違和感センサーは以前よりはっきり機能している感覚がある。
また、自分とは違って、違和感を即座に感じることが出来る人もいるんだろうなあと思う。
・それおかしくない?
・いや、なんで
・私は嫌だな
違和感どころでは無く、怒りや不快な感情として、それがぱっと表せる。
とても素直で率直な反応で、正直羨ましい。
私も、昔はそうだったんだと思うけれど。
違和感センサー、これからも素直に感じられるよう意識していきたい。
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