【読書感想_3】ムーミン谷の彗星
ムーミンシリーズの二作目。
前作「小さなトロールと大きな洪水」がふわりとした「始まりのお話」だったのに対して、こちらは意識的に「物語」として書かれている印象。
よく知るムーミンの世界が広がっていて、おおムーミンだ!と感じた。
■スニフの人間くささが胸に刺さる
スニフの臆病で欲張りで見栄っ張りでわがままなところが、ほんとーにもうあまりに愛おしくてびっくりした。
たぶん、子供の頃にはそう感じてなかったと思う。
大人になって読んでみたら、スニフの色んな言葉に共感して何度も頷いて