愛着関係…… 反抗的なタイプ9でした(笑)

エニアグラムの説明を何度読んでも「親との愛着関係」が引っかかる。

調和型(369)=いい子?
攻撃型(258)=親から自立してる?

う〜ん……。
タイプ2の妹は親との関わりが欲しいから甘えに行ってるように見える……私からは。親との関係に十分満足しているように見える。
でも「手伝ってもらわなくても一人でできる!」という態度を昔から見せるような子供だったから、それはある意味で「拒絶」と言えるのかもしれない。

それはさておき。タイプ9の私は「調和型」の説明に当てはまらない気がする。
よくタイプ9の子供時代に関して「喧嘩が耐えない家庭で仲裁を〜」なんて記述を見るけど、うちは全然そんなトラブルの多い家庭では育っていない。家族の仲裁した覚えもない。
むしろ反抗的な子供だったと思うし、親からも「少しは言うことを聞きなさい!」と言われる程親の言うことをあまり聞かない子供だった。


なんでだろう……?
何の違いなんだろう……?


結局は親との関係は相性でどうにでも言えることない!?と思うし、特殊な家庭環境や問題のある家庭で育った人でもそのタイプ通りの説明には当てはまらなそう。




私は特に問題のある家庭で育ったわけじゃないけど、親との相性が合わなかったと思う。

母親は「放っておいてほしいと頼んでも干渉してくる」「すぐに急かしてくる」「他人の悪口ばかり共有したがる」「距離を置くと追いかけてくる」などタイプ9の地雷ばかり踏みまくっていたから私はいつも怒りが爆発していたし、父親に関してはほぼ一日中自分の部屋にこもって接する機会すら無かった(妹は部屋に頻繁に出入りしてたけど私はそこまでして関わりを持とうとはしない)。

あと私は妹とよく比較されて「冷たいね」と言われていた。
当時は「どこが冷たいの!やってほしい事があったら言えばいいのに言わなくても勝手にやってくれると思わないで!」とブチギレて、そうしたら自分でできるはずの雑用を大量に押し付けられて私は「少しくらい休ませてよ!」と更にブチギレる……。そんな毎日だった。
全然「いい子」じゃない(笑)


そもそも「いい子な性格」って何なんだろう?
まずそこから各家庭によって違う気がする。

私の家では「親の言うことを忠実に守る子供」が「いい子」とされていた。
エニアグラムではタイプ6が最も親の理想になる。
そして私は勉強を頑張る方だったけど「いくら成績が良くても〜」と言われていたのでタイプ3的な性格も「いい子」だとされない。
タイプ9に関しては前述べた通り、「親の言うことを聞かずに自由気ままに振る舞う自己中」だと扱われる。
調和型の中ではタイプ6しか「いい子」だとされない。

タイプ2の妹は「いつもいい子だね」と言われていた。「親の手がかからずに済む」と。ここの「親の手がかかる」とは「親が理想像から外れた子供を躾ける手間が省ける」という意味だから、タイプ5ならタイプ9と同じように「もっと自発的に手伝いをしなさい!」と叱られそうだし、タイプ8は「親に反発して何様のつもりだ!」と叱られそう。

タイプ1、4、7はうちの親には全部嫌われそう。タイプ1なら「正しいのはお前じゃなくて親だ」と叱られそうだし、タイプ4なら「どれだけ親を振り回すの!」と叱られそうだし、タイプ7なら「勝手な事して親の仕事を増やすな!」と叱られそう。

結局うちではタイプ2とタイプ6しか「いい子」だと見なされない。


結局は親との相性は家庭によって違うから、愛着関係の理論を相性に書き換えている文を見ると「それ本当に正しい?」と思ってしまう。

私はエニアグラムの親との相性理論は信じていない。というか信じられない。

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