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#2 仕事=人生
書く習慣1ヶ月チャレンジ
DAY2【今やっている仕事、学んでいること】
大学三年。もちろん進路に悩んだ。
音楽の道を選ぶことって想像以上に不安定で、現実的に考えると経済的な自立を得るのは難しい。
それでも並々ならぬ覚悟をもってプレーヤーを選ぶ人ももちろんいる。しかし、さてはて。わたしはどうなりたいのだろう。迷子だった。
音大に行ったのは、とにかく音楽に携わる仕事をしたいと考えていたからだ。
漠然とした仕事のイメージしか持っていなかったので実際に進路を考えた時、選択肢の少なさとまったく保障のない世界に恐れ慄いた。
それまでの出来事は割愛するけど、結局。
わたしは音楽を一生続けていこう!と決意する。
考え尽くして、卒業後三年間は大手の楽器店の専属となることにした。
そこで運営のノウハウや指導の基礎を学び尽くしてから独立することを目標にし、人生計画を緻密に立てた。
結果としてたくさんの人のおかげで計画どおり、結婚でき子どもが生まれ、戸建の自宅で音楽教室を開いている。
だから夢は叶えた!といってもいいのだろう。
ところが…
夢って更新されるものだったのだ。
20代までに抱いた夢は、おおかた叶えることができたし、充分に現状への感謝の念もある。
けどそれじゃぁね。
お世話になった人への恩返しが足りなすぎる。
支えてくれたり、助けてくれた方のおかげでこうしていられる有り難みをどう伝えればいい?
贈り物で感謝を伝えることだって素敵なこと。
だけど、本質はちがうんじゃないかと思ってる。
ほんちゃんを想うとよくわかる。
毎日生き生きと成長していてほしい。
たくさんの人に愛されて笑顔で過ごしててほしい。
信念をもって夢を叶えつづけていってほしい。
きっとこれまで縁してくれた皆さんは見返りがほしくて助けてくれたわけじゃない。
いつだって真心を感じてきたからこそそう思う。
だからね、自分が娘に願う姿をわたしが体現すること。それが最上級の形のありがとう、なんじゃないかと思ってる。
そう考えるからこそ、また夢が生まれるのだ。
スーパーウルトラ最高なルーティン。
夢を叶えつづけるということがわたしの仕事かもしれない。
昨日書いた記事のとおり、やりたいことは明確にある。
今はそのために子育てをとにかく学ぶ、と決めている。
100人いれば100通りの子育てがある。
わたしとほんちゃんの毎日だって、すべて学びなのだという視点だ。
たまにお友だちママと情報交換することも学び。
教室で教えている子どもたちとのやりとりも学び。
いろんな子どもたちを知ることや経験を積むことが、数年後の自分をつくる大切な要素になる…気がしている。
ただ。
学んでいるだけじゃだめなんだ。
それらを言葉にして説得力を持たせなければ誰の力にもなれない。
目に見えない音楽を説明することも、すばらしい考えをもつ様々な人の意見をまとめて子育て家庭へのサポートをおこなうことも。
結局は言葉が必要になる。
自分の表現にはまだまだ自信がもてない。
だからこそ本も映画もSNSも、言葉を意識して観るようになってきた。
すると発信者の表現が多種多様でほんとうに面白い。視点で世界は変わるのだ。
わたしもわたしらしい言葉を使いたい!
そんなわけでこのnoteも、自分の学びのひとつということだ。
ここまで読んでくださり、ありがとう。
明日も書いてみるのでまたきてね。