あーーー夏休み
わたしの夏休みがもうすぐ終わりを迎える。
夏休み?
義母が先月20日から入院していたのだ。
この夏の異常な暑さと相まって、7月末から一気に調子を崩した義母。
昼夜逆転し、食事を受け付けなくなり、自力で起き上がることも、トイレへ行くことも難しくなった。
ケアマネや主治医に何度となくSOSを求めるも「みんなで見守っていくしかない」と。
「みんな」って誰?
家族に押し付けてるだけじゃん。
やがて薬も拒否するようになり、身体機能は一気に弱まった。
体幹を保っていられず、車椅子に乗せてもすぐにずり落ちてしまうようにもなっていた。
8月中旬。夫とふたりで透析へ送って行った日。
嫁の訴えよりも息子の訴えは勝るのか、ようやく入院へ向けての調整が始まった。
学校もお役所も病院ってとこも、男性が意見すると急に態度変わるよね。
男尊女卑かよ。今時代は令和だぞ!
「親戚兄弟に覚悟するように話しておいてください」
「お嫁さん、今まで本当によく頑張って介護しましたね」
主治医からそんなん言われたらさ、いよいよかって思うじゃん。
ちなみにこれ、今年で3回目なんですけどね。
結局。
スルーされ続けていた不調の原因が分かり、しっかり管理され、治療も施された義母は、今週末家へ戻されることになったのだ。
確実に体力は落ちてるであろう本人には会わせず、元気になったから!ごはんも食べてるから!と押し切る主治医に、最早怒りを通り越して呆れるしかない。
数回実施が可能だった面会時。
仕事を休んで足を運んだ夫に対して「親のことだから当たり前だろ」と言い放った義母。
この期に及んでこのような本音が出るんだなと、夫が不憫でならなかった。
そして、この人は一生こんな思想で私達を支配するんだな、とも思った。
40日近く核家族状態でのほほんと暮らしたのは、嫁いで来て以来初めてのことだった。
非常に気持ちが安定し、自分達の好きなものを食べられるシアワセ。
これが一気にもとの生活に戻るのか。
いや、もとよりも大変になるのは確実なのだ。寒気とめまいがしてきた。
話したいことは沢山あるけど、今日のところはここまでで。
お目汚し失礼いたしました。