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【浮いてる人におすすめ】映画「さかなのこ」の感想


【世間から浮いている】【子供が他のこと違う】
そう感じている方におすすめの映画です

引用 https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%93&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=1FKR9WH0X1316&sprefix=%E3%81%95%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%93%2Caps%2C291&ref=nb_sb_noss_1


映画のあらすじ

あらすじを簡潔に述べます。
この映画は、タレントのさかなクンが、どのように育っていったかを描いた物語です。

人並み外れた魚への愛をもつ主人公が、さまざまな人と関わり成長していきます。


なぜ浮いている人におすすめするのか?

なぜ浮いている人におすすめするのか?
それは、「普通になれなくても、道はある」ということがわかる映画だからです。


主人公のみー坊は、このような特徴でした。

  • 学校では、勉強ができず、友達と遊ぶより魚の研究。

  • 就職は、失敗続き。水族館、お寿司屋さん、どれも失敗。

  • それでも、自分の好きなことを追い求める。


こんな人がいたら、どうでしょうか。

学校では「きちんと勉強しなさい」
仕事では「真面目にやりなさい(あわせなさい)」
家庭では「普通にしなさい」
そして「あなたのためを思って」

と言われるのではなかと、わたしほ思いました。


しかし主人公のみー坊は、周りと違っても失敗しません。
自分の得意なことで仕事がもらえます。



極めていたら仕事がつかめた

個性的で先行きが不安なみー坊は、最後には自分の好きなことを仕事にしました。
しかしそれは、何度も失敗した後です。


みー坊が失敗した仕事は、以下の通りです。

  • 水族館・・・管理が苦手

  • 寿司屋・・・接客と調理に興味が持てない

  • 水槽デザイン・・・クライアントの意向が読めない


普通にすること・・・言われたとおりやること・相手に合わせることが得意ではありませんでした。

そんなみー坊が、どんな仕事をとったかというと、
です。

みー坊はさかなの絵を描くことが大好きでした。

ある日お寿司屋さんの店内に、絵を描いてほしいと依頼が来ます。
するとそのお店は評判になり、たくさんのお客さんが来るよういなりました。

その後はイラスト、タレントの仕事が続き、
他の子とは違っても、仕事が見つかりました。


お母さんすごい【周りと比べるのではなく、子供の好きなものを応援する】


勉強ができない主人公のお母さんは、
ある日学校の三者面談で、先生にこういわれます。

「お魚さんが好きなのはわかるけど、大概にしないとな。
ところでお母さん、もう少しご自宅で、頑張ってもらえせんかね。
あとで困るのは本人ですから」


するとお母さんはこう返事をしました。

「先生?成績のいい子もいれば、悪い子もいて、それでいいじゃないですか。
この子はお魚が好きで、お魚の絵をかいて、それでいいんです」


言えますかねこんなこと?


しかも、実は魚が苦手なお母さん。
それでも、みー坊のために、昔からさまざまな応援をしていました。

  • みー坊が興味を持った魚料理を夕食に出す。

  • 海でとった大きなタコを、飼ってもよいと受け入れる

  • 水族館では、すきなだけ魚を観察させる


とにかく否定せず、息子の都合を最優先しました。

そして映画では、みー坊がはじめてうまくいった絵の仕事を見て、
お母さんはこういいます。

「でもよかった。みー坊がずーっとおさかなを好きでいてくれて」

無理せず自分にぴったりの仕事をつかめたのも、
お母さんの応援あってこそだと感じました。


まとめ【浮いててもいいや】


この映画を見て、自分らしさを大切にしよう、
そして、私がもし親になれたら、
子供の好きを世間の都合でつぶさないようにしよう
と思いました。


私にとって世間はとても生きづらいです。

友達からは「個性の塊」と呼ばれるような変わり者らしく
親からよく「なんであなたは普通になれないの」と言われました。
そして、今思えば、親の機嫌をうかがっていました。

「この部活に入れば親は喜ぶ」
「親が男の子を望んでいたから、ズボンを好きになろう」
「私がお父さんの見方をすると、お母さんが悲しむ」

などと思っていました
そして大きくなると、こう変わります。

「恋人はこれを望んでるからこう振舞おう」
「上司より目立つと、嫌な思いをさせるから、やめよう」
「人を傷つけることが怖いから、自分の意見はなくそう」

こうなっていることに、気づきました。


浮いてても、変わってても、大丈夫
自分が必要とされる場所は、探していけば必ずある
それが伝わる映画でした。





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