【浮いてる人におすすめ】映画「さかなのこ」の感想
【世間から浮いている】【子供が他のこと違う】
そう感じている方におすすめの映画です
映画のあらすじ
あらすじを簡潔に述べます。
この映画は、タレントのさかなクンが、どのように育っていったかを描いた物語です。
人並み外れた魚への愛をもつ主人公が、さまざまな人と関わり成長していきます。
なぜ浮いている人におすすめするのか?
なぜ浮いている人におすすめするのか?
それは、「普通になれなくても、道はある」ということがわかる映画だからです。
主人公のみー坊は、このような特徴でした。
学校では、勉強ができず、友達と遊ぶより魚の研究。
就職は、失敗続き。水族館、お寿司屋さん、どれも失敗。
それでも、自分の好きなことを追い求める。
こんな人がいたら、どうでしょうか。
学校では「きちんと勉強しなさい」
仕事では「真面目にやりなさい(あわせなさい)」
家庭では「普通にしなさい」
そして「あなたのためを思って」
と言われるのではなかと、わたしほ思いました。
しかし主人公のみー坊は、周りと違っても失敗しません。
自分の得意なことで仕事がもらえます。
極めていたら仕事がつかめた
個性的で先行きが不安なみー坊は、最後には自分の好きなことを仕事にしました。
しかしそれは、何度も失敗した後です。
みー坊が失敗した仕事は、以下の通りです。
水族館・・・管理が苦手
寿司屋・・・接客と調理に興味が持てない
水槽デザイン・・・クライアントの意向が読めない
普通にすること・・・言われたとおりやること・相手に合わせることが得意ではありませんでした。
そんなみー坊が、どんな仕事をとったかというと、
絵です。
みー坊はさかなの絵を描くことが大好きでした。
ある日お寿司屋さんの店内に、絵を描いてほしいと依頼が来ます。
するとそのお店は評判になり、たくさんのお客さんが来るよういなりました。
その後はイラスト、タレントの仕事が続き、
他の子とは違っても、仕事が見つかりました。
お母さんすごい【周りと比べるのではなく、子供の好きなものを応援する】
勉強ができない主人公のお母さんは、
ある日学校の三者面談で、先生にこういわれます。
「お魚さんが好きなのはわかるけど、大概にしないとな。
ところでお母さん、もう少しご自宅で、頑張ってもらえせんかね。
あとで困るのは本人ですから」
するとお母さんはこう返事をしました。
「先生?成績のいい子もいれば、悪い子もいて、それでいいじゃないですか。
この子はお魚が好きで、お魚の絵をかいて、それでいいんです」
言えますかねこんなこと?
しかも、実は魚が苦手なお母さん。
それでも、みー坊のために、昔からさまざまな応援をしていました。
みー坊が興味を持った魚料理を夕食に出す。
海でとった大きなタコを、飼ってもよいと受け入れる
水族館では、すきなだけ魚を観察させる
とにかく否定せず、息子の都合を最優先しました。
そして映画では、みー坊がはじめてうまくいった絵の仕事を見て、
お母さんはこういいます。
「でもよかった。みー坊がずーっとおさかなを好きでいてくれて」
無理せず自分にぴったりの仕事をつかめたのも、
お母さんの応援あってこそだと感じました。
まとめ【浮いててもいいや】
この映画を見て、自分らしさを大切にしよう、
そして、私がもし親になれたら、
子供の好きを世間の都合でつぶさないようにしよう
と思いました。
私にとって世間はとても生きづらいです。
友達からは「個性の塊」と呼ばれるような変わり者らしく
親からよく「なんであなたは普通になれないの」と言われました。
そして、今思えば、親の機嫌をうかがっていました。
「この部活に入れば親は喜ぶ」
「親が男の子を望んでいたから、ズボンを好きになろう」
「私がお父さんの見方をすると、お母さんが悲しむ」
などと思っていました
そして大きくなると、こう変わります。
「恋人はこれを望んでるからこう振舞おう」
「上司より目立つと、嫌な思いをさせるから、やめよう」
「人を傷つけることが怖いから、自分の意見はなくそう」
こうなっていることに、気づきました。
浮いてても、変わってても、大丈夫
自分が必要とされる場所は、探していけば必ずある
それが伝わる映画でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?