恋が必要ない

傘を2回連続でバイト先に忘れちゃいました。りんねです。

梅雨って、髪の毛がまとまらないせいか、気持ちまでまとまらなくて、「ふぁー無理です!もう考えるのおしまい!!」と、思考を強制終了しちゃう日が増える気がします。
肉体活動はほぼゼロなのに頭だけ妙に動き回っていて、そんな活動がノイズの様に感じられて、頭の本棚に詰まった知識とか経験値とか、時々ぜーんぶ投げ出したくなっちゃう、そんな瞬間。
そんな時に考えちゃう事が恋です。

恋しい、とは。

私は、恋とか愛とか、ぶっちゃけよく分からないし、特に重要視していません。優先順位は、「微妙に長いカーテンを買い替える」と同列。少子化とか恋愛不足による社会性の欠如とか、それによって引き起こされる数々の懸念とか危険性とか、長々と、それはもう死体すら腐るほど長々と、その問題点は指摘されているわけですが、どうもしっくりきません。

そもそも恋しい、とはなんなのでしょう。

恋しい…「恋しい」は、人・物・場所などに心ひかれて、じっとしていられない気持ちである意を表わす。心がひかれる度合いは、三語(懐かしい,慕わしい)の中で最も強い。異性に対して用いられることも多い
goo辞書

ふむ。恋をすると居ても立っても居られない…何処かでそんな歌を聴いた気が…。
たしか、ドーパミンとかアドレナリンとかノルアドレナリンとか、幸せとドキドキのホルモンが、なんかこう、ブシャーッと湧き出て、一種の覚醒状態になるんですよね。そんな、エネルギー供給過多な状態でその場に留まり続けるって、確かになんだか、本能的に不可能な感じがします。

では、恋しいとか恋とか、よく分からない私は、本能的に欠落部分があるのかもしれません。
では、それ以外に理由を見つけ出すとしたらどこなのでしょうか。一つ挙げてみます。

恋をするほど暇じゃない

まず、恋をするには時間と気力と体力が必要です。
連絡やデートの準備、食事にお出かけ、お喋りだって、「相手が恋人だから」というだけの理由で最大級に頑張らなくてはいけない義務が、何故か自然発生します。
もっとラフでいいじゃーん!と言われたこともありますが、すっぴんジーンズでお出かけに行けるわけがないです。「すっぴんでも可愛いよ」なんて言われたら、屈辱と恥ずかしさで前を向けません。だってそれ、「いつもより可愛くはないけど合格あげちゃう!自分優しい!」と相手が優越感に浸る理由をみすみす差し出しているようなものです。醜態を晒した自分が情けなくなります。

そもそも、可愛い格好をして、本読んで、甘いものをたまに食べられれば、私は機嫌が良くなります。別に誰かが褒めてくれなくても大丈夫。
つまり、準備が終わった段階で自己肯定感は充分高まっちゃうんですよね。褒められて嬉しい、という気持ちは本物ですが、その反面、お前に消費される為じゃない、と感じてしまいます。

うーん。ここまで考えてみると、やっぱり相手を求める気持ちの乏しさが根本的な原因に違いない…です。

恋をしない時代は、意外と遠くなかったりして…

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