【映画】ターミナル※ネタバレ込
はじめまして。
やしみと申します。
映画が好き、文章を書くのが結構好きで、
今までアメブロで映画の感想文を書いていました。
時代に乗ってみようとnoteに登録してみました。
どうぞ、お手柔らかに。よろしくお願いします。
トムハンクスが出ている映画は大体みんな良いと言う。そして大体超泣く。
私の主観と周りの反応からして、彼の代表作はプライベートライアン、フォレスト・ガンプ、そしてターミナルだと勝手に思っている。
とか言って、ターミナルは見たことがなかった。
そんな中、ターミナルのモデルとなった男性が亡くなったというニュースを耳にした。
たまたま電車移動の用事もあったので車内で鑑賞することにした。
主人公のビクターは旅行のためアメリカへ旅立った。しかし彼のフライト中、母国であるクラコウジアは政府が消滅しパスポートが無効となり出国できなくなってしまう。彼は空港暮らしを強いられる。
最初は食料を得るのにも一苦労だったが、彼の人柄から、職を見つけ、友達もできる。
CAに恋もする。CAのアメリアには妻子持ちの恋人がいたが、彼のアピールで徐々に距離も縮まっていく。
そんな中、クラコウジアの戦争が終わる。国境警備局のディクソンはビクターをよく思っていないので、アメリカへ入国せず帰国を命じる。
しかし、アメリアは恋人のコネを使ってビクターのアメリカ入国ビザを得、仲間たちの後押し、そしてディクソン以外の警備隊の黙認があり、ビクターはアメリカへ入国する。
彼は亡き父の夢を果たすためジャズ奏者のサインをもらいにアメリカ来たのだった。
無事サインをもらい、ジャズを嗜んだビクターは"家へ"帰るのだった。
ふん、我ながらダメダメなあらすじだこと。
トム・ハンクスってなぜこうも、根っからのいい人を演じるのが上手いんだろう。(彼自身根っからのいい人なのかもしれないけど。)
フォレスト・ガンプ然り。
ああ、ビクターのように邪心のない思いやりを持てる人は周りを幸せにできるし、ちゃんと自分のことを愛せるのだろう。と、ひねくれた私は思う。
だからちょっとひねくれたアメリアはビクターの元へは行かず、妻子持ちの恋人の元へ戻ったのだろう。綺麗すぎて、一緒にいる自分が汚れて見えてしまうのだ。劇中の彼女のセリフの数々からもその感情がうかがえる。
劇中、彼の姿に影響されて好きな人にプロポーズをするエンリケが個人的にお気に入りの登場人物である。
ビクターに頼んで趣味や好きなことを聞いたりするあたりが男子高校生みたいで可愛い。(単純に見た目がかっこいいのもあるけど)
メキシコの俳優、ディエゴ・ルナか…へえ…
他何に出てるんd…キャ、キャシアン・アンドー……?!ローグ・ワンに…出てた…?!!出てたね!!役柄によって顔つき違過ぎて気が付かなかったぜ…
…かっこいいね★(ローグ・ワンの内容、かなり抜けててあらすじ読んでしまったのはここだけの話)
さて、映画の内容として、基本空港内だけで話が進むにも関わらず、様々な展開があるあたり脚本のナイスさが際立つ。
空港以外の様子はラストだけ。観ているこちらもずっと空港の中で暮らしていたような気持ちになり、ラストは開放感を感じ、外の気温、冷たい空気が体の中に入ってくるようだった。反動だね。
脚本ナイス。
ていうか監督スピルバーグなんだから、面白いに決まってるのよ。
しかも主演がトムハンクスなら間違いないの。
面白いに決まってるし間違いないって思ってから観ても、面白いし間違いなかったのよ。