この顔でこの身体でこの性格でこの能力で生きていく
最近はアフターコロナ、ウィズコロナということばかり言われていて、SNS上では
・当たり前にできていたことが本当にありがたいことだと気づいた。
・今度行こうと思っていたお店が閉店していた。
・「今度」はないということが本当に分かった。
・あれも欲しい、これも欲しいと思っていたけれど、ただのないものねだりで、必要なものは全て揃っていたのだと気づいた。
・今までいかに必要のないものに囲まれて生きていたか分かった。
・「無理」と思っていたこどのほとんど全てが在宅でできることが分かった。
など、本当に色々なことが書れていますが、皆さんは今何を感じていますか?
最初に書いたように、今はどこもかしこも「アフターコロナ」「ウィズコロナ」という言葉で溢れていますが、緊急事態宣言中には嫌でも自分と向き合う時間が取れて、色々なことに気づいたのに、いざ「アフターコロナ」という話になると
「外」に気持ちが向いてしまう。でも、世の中がどんなに変わろうとも自分は変わりません。
もちろん「変化に対応する」ことが大事。でも、世の中が変化したからと言って、自分の性格が急に変化したり、特技や能力が急変したりということはありません。
世の中がどんなに変化しても、どんな場所に行っても
「私は私」です。
「この顔でこの身体でこの性格でこの能力で」生きていかなければなりません。
もちろん「知識」や「能力」は今からでも沢山身に着けることは可能です。ですが、「急に変化」することはありませんし
得意、不得意
興味のある、なし
価値観や信念
というものは、そんなに簡単に変わるわけではありません。世の中の変化に敏感でありつつも「自分はどうありたいのか」にしっかりと目を向けていかなければ
ただただ、世間に流されたり、不安になったり、焦ったり
あるいは
利用されたり、だまされたりするかもしれません。
今こそ真剣に考えるべきことは、自分に必要なものと不必要なものを明確にすること。(人、もの、お金、仕事、感情、情報など全て)
自分が「今」誰に何を提供できるのかを考えること。
自分が「将来的に」どこで、誰に何を提供したいのかを考えること。
毎日「どんな自分でありたいのか」を考えること。
つまり
「何をしたいのか」「どうありたいのか」「何を大切にしたいのか」ということになりますが、ストレスフルになると
「外」にばかり目が向きがちな人
「内」ばかりに目が向きがちな人がいます。
何事もバランスが大事。社会情勢の変化にもアンテナを立てつつ自分の内側で起こっていることにも敏感になる。そういうバランスを保って過ごす時期に来ています。
「足りないもの」を補うことも大切ですが「今あるもの」に目をむけて、そこを強化し「私は私」で生きていけるようになると、その人のエネルギー値が高まるので、人はどんどん魅力的になっていきます。
人はどんな人のところに集まるのか。魅力を感じるのかというと「エネルギー値の高い人」つまり「自分らしく」生きている人です。
「自分らしく」生きている人は、「今あるもの」「自分にできること」「夢中になれること」に目をむけ、そこを無心でやっている人だと思います。「他者と比較をする」「ないものねだりをする」「社会一般の幸福像に踊らされている」状態でなにかを得ようとする。そこで成功しようとすると、どんどん自分らしさから遠のいていきます。
結果「エネルギー値」が下がるので魅力的には映らないわけです。「魅力的な人」というのは「私は私」と思って生きている人。
この顔でこの身体でこの性格でこの能力で出来る事をしよう。生きていこうと思っている人です。「誰か」のようになるのではなく「私は私」で生きていく。そんな覚悟が人を惹きつけるものになっていくということを、今一度考えてみたいですね。
ウィズコロナ、アフターコロナの時代に必要なことは、そこから考えることが大切だと思います。