学歴社会を潰さず、学歴社会を乗り越える仕組みを作りたい!!!
「今は学歴なんて関係ない」というのを耳にする機会が増えた。
でも、実際それは採用の際に表に出さないだけで、結局、採用では学歴を見てる。それはスキルや経験を持っていない学生を評価する指標が学歴しかないから、しょうがない。
学生の5人に4人が参加するインターンシップ。インターンをしていることが大学生にとって当たりまえ。でも、インターンという制度を利用してる”安い労働力”として学生の時間を搾取している企業もいる。
大学を出たら企業で働く人がほとんど。そして1年目からしっかりお給料をもらえる。なのに学生が社会に出るまえの自分の市場価値が圧倒的に低いと考える人が多い。
だから、”自分の価値を知らない学生が自分の時間を安売りする現状”をかえるために、高水準な教育と実践的な職業訓練を同時に受けるシステムをを作りたい。
誰か、この仕組みづくりを一緒にやりませんか?
採用で学歴差別をする。それは、学生を評価する”わかりやすい指標”が仕組みが存在しないから
そもそも”大学に行く意味”が問われている。
コロナで生活厳しく学生の13人に1人が退学検討しているとニュースを見て、日本の大学は、私たちの学生にとって意味は無くお金がある人の為のモラトリアム期間なのかと痛感する毎日。
大学に行ったところで卒業後の生活に全く生きないと、正直、”4年間かけた時間と卒業するためにかけた労力と400万以上かけたお金”に対して釣り合わない。
「大金はたいて、4年も時間をかけて、大学に行く意味がない。」ってよく聞く。もはや大学は就職するためのツールになってきてる
それは、大学で学んだ学問が仕事に生かせている実感がわかないから。
そもそも、大学と企業の人材のサイクルフローが日本には存在しない。
アメリカのシリコンバレーが成立したのは企業の経営手腕だけでなく、近隣の大学との人材サイクルを確立出来た事が大きい。
(引用:Yosuke Watanabe)
でも、今の日本の大学は企業とのつながりが薄すぎる。採用の指標の一つとして大学を見ている。なぜなら、学生を評価する”わかりやすい指標”が学歴以外に存在しないから。
そのほかにも、大学に行く意味を”人脈形成”として見出しすこともある。
でも、みんな結果論。大学に横のつながりを求めていく人はほとんどいない。"大学には横のつながりを構築するためにいっていた"って言ってる。
もう、世の中では大学の価値以上に習い事の価値の方が高くなってきているのかもしれない。
今でも大学に行く行かない関係なく、社会の中で需要が衰えてない人材とは、コードが書ける人。大学に行かなくてもコード書く勉強ならプルーラルサイトで自習できる。(引用:じっちゃま)
システムエンジニアになれば、引く手あまたなこの世の中。年収1000万円もぜんぜん夢物語じゃない。
日本のインターンは安い労働力として充てにされ、逃げられないように組み込まれている
インターンとして意味付けしてを”安い労働力”として学生の時間を使っている企業が多すぎる。
ベンチャー界隈だと安くで使える労働力だからと言う動機でインターン募集頑張ってるとこ。典型的な例でいくと、社員募集よりインターン募集を頑張ってるスタートアップ
優秀な中国人留学生にインターンで通訳や翻訳をさせている企業もある。通訳の時給2300円とかの相場のものを半額でやってもらえたりする。
ある大手のインターンは2年前ぐらい学生の中で有名だった。でも、メディアを立ち上げ、SEO対策をして回していくだけ。
学生にとって「インターン」っていう肩書に、社会でも少しだけのブランド力がある。
「大学に生きながら、企業でインターンしてる私すごい!」とか「就活にも使える前向きな行動だ」みたいな学生の欲求を巧みに使ってる企業が多すぎる。
働くことを美化しすぎて「就活やお金のためじゃない。価値観に共感してるからインターンしてるの!」みたいな価値観まで学生の中で生まれてる。
そんな人に言いたい。
「会社はいくら価値観が素敵だとしても、ビジネスありきなんだよ。気づいてよ。」
ぶっちゃけ、インターンで得られるスキルや経験は社会でそんなに評価されない。大学でも評価されることはない。
なのに、インターンは結構なコミット力や時間を求められる。
「まず初めに週3以上OR最低でも週に20時間以上のコミットをお願いします。」的な募集をよく見る。
そこに対して時間を作れない学生たちに対して
「授業が忙しいからを理由に立ち止まってる大学生いませんか?言い訳する前にどうにかできないかを考えて行動すれば?」って意見も聞くことがあるけど、長期インターンの制度の在り方を履き間違えていると私は思ってしまう。
”自分の市場価値を知らない学生”が自分を安売りして、企業から時間と労力を搾取されてる
社会人1年目になるといきなり安定的な収入が入るようになる
だから、自分に”今までなかった価値”がいきなりついたかのように錯覚する
「今までその自分の価値を利用できていなかっただけで、就職したからっていきなりあなたに価値がついたのではないよ。」と言いたい。
それはその人が悪いわけじゃない。
それは、10年前はなかった”インターンっていう制度を過剰に評価する”今の30代以上の思考停止の大人が世の中にはびこっているから。
企業の中の人を真っ向から否定したいわけじゃない。人件費を抑えたい気持ちはよくよくわかる。
確実にやめるかもしれないリスクが大きい大学生を雇う上で「インターン」という制度を作っている。それもビジネスの一環であり、企業のためのブランディングの一環であることは理解できる。
だけど、何も知識や判断軸がない学生から時間と労働力を搾取するのはどうなんだろう。
いい優良な大学生だからインターンに責任感を感じ、労働力を搾取する会社も普通に存在する。
大学生の自分の市場価値を理解しきれていない。それは自己責任なのかもしれない。
でも、「一円も自分で稼いだことのない学生なんだから」って理由で我慢するのはおかしい。
私も、1年生の時からインターンありきで履修を組んでた。大学が本業なのは理解してる。でも社会にでる前に”会社とは何か”を学びたかったから。それも2年もやってる。多大な時間と労力をかけて、学びとったものがあるかというと正直微妙なところも多い。
ほかと比較する必要はないが、”大手さんのライティングインターン大募集”みたいな感じのインターンより1000倍価値のあるものだったと思ってる。
でも実際、アルバイトしたら時給1800円は余裕。でも、インターンとなると1100円が普通。無料のインターンも結構ある。金額が違うのは、求められるスキルは違うからかもしれない。
インターン市場として、学生<企業って形が圧倒的に根付いているからこそ”自分の価値をしらない学生”が時間を安売りしてる
学生の時間だって大事有限な時間だというのに、その矛盾をうまく利用してる企業が多いのが現状。インターンをやり切ったあとでは自分の人生を肯定しようとするのもわかる。
でも、企業から得られるその差ってでかすぎやしませんか。
大学と企業の人材のサイクルフローを作りたい
大学の4年間の時間を就活のための無駄な時間にしたくない。
学歴社会は絶対消えない。これからもそれで評価される。それはすごく合理的で、建設的な意見だと思う。
だから、学歴社会をつぶすのではなく、学歴社会を乗り越える。仕組みづくりを作りたい。
「見習い制度」をより高水準な教育と実践的な職業訓練を同時に受けることができたなら大学本来の行く意味が理解できるはず。
この仕組みを日本でも作ったら利用したい学生はごまんといる。果たして企業はこれを利用したいと思うかまだわからない。
学生社員という制度を作っている会社もある。
でも、この1企業が頑張ったとしても日本全体は変わらない。だから制度ごと大きくつくりかえるしかないと思ってる。
大学通うことのに意味をなかったことにしたくない。大学に行ったことを無駄だと思いたくない。
大学と仕事が全く関係しないから、将来、何を仕事にすればいいのかわからない、働く大人を見ていると大変そう、しんどそうって不安を拭いきれない学生がたくさんいる。
そんな学生たちの意識を変えるためにも、社会と大学生の差をもっと埋めたい。
でも、今の私には何をどうすればいいのか正直わからない。
ここまで言ってこれかよって思ったかもしれない。でも正直全くと言っていいほど何をどうしたらこれがシステム化されるのかわからない。
だから、ぜひ、あなたの力を貸してください!!!
P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。読んだ感想をコメントで聞けると嬉しいです。
もしよければ、この記事にも目を通していただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。